婚姻届を手元に残すには?記念になるアイデアや写真の残し方を解説
提出すると原本は手元に残らない婚姻届。しかし、夫婦の第一歩を踏み出す大切な思い出として、手元に残したい方は多いでしょう。婚姻届はコピーやスキャンのほか、複写式のデザイン婚姻届で作成するなど、手元に残すアイデアがたくさんあります。
本記事では、以下の内容について解説します。
- 婚姻届を手元に残すアイデア
- 作成から提出までを写真に残すアイデア
- 婚姻届を作成・提出する際の注意点
婚姻届を手元に残すためのさまざまなアイデアを紹介します。ぜひ最後までお読みください。
婚姻届を記念に手元に残すことはできる?

夫婦としての第一歩となる「婚姻届」は、特別な意味を持つ大切な書類です。しかし、一度役所に提出してしまうと原本は手元に残らないため、「記念として形に残したい」と考えるカップルも少なくありません。
基本的に婚姻届は提出したら手元に残らない
婚姻届は、夫婦としての正式な手続きを行うための重要な書類ですが、提出すると原本は役所に保管されるため、基本的に手元には残りません。そのため、「記念として残したい」と考えるカップルも多く、提出前にコピーを取ったり、記念用の婚姻届を額装で保存したりする方法がよく用いられます。
大切な思い出として形に残す工夫をすることで、結婚の記念をより特別なものにできます。
婚姻届を手元に残しておくメリット
婚姻届をコピーや記念用の形式で手元に残すと、人生の大きな節目を「形」として記録できます。結婚指輪や写真と同じように、夫婦としてのスタートを実感できるアイテムとなり、特別な思い出としていつでも振り返ることが可能です。
手元に残すことで、提出後も結婚の喜びや感動を身近に感じられる、大切な記念品になるでしょう。
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婚姻届を手元に残すアイデア

婚姻届の原本は手元に残りませんが、夫婦としての大切な瞬間を記念として残す方法はいくつもあります。コピーやスキャンして保存するだけでなく、提出用と保存用がセットになったオリジナルの婚姻届を使うなど、好みの方法を選べます。
ここでは、婚姻届を手元に残すさまざまなアイデアをみていきましょう。
婚姻届のコピーを取る
婚姻届を手元に残す方法としてよく行われているのが、提出前にコピーやスキャンをして保存する方法です。紙のままファイルに入れておけば、結婚の思い出として簡単に振り返ることができ、手元に形として残せます。
さらに、スキャンしてデータとして保存しておくと、額装やアルバム作りなど自由にアレンジでき、紛失のリスクも減らせるでしょう。紙とデータの両方で保管しておけば、より確実に結婚の記念を手元に残せます。将来、家族や友人と共有するときも便利です。
保存用の婚姻届を準備する
婚姻届は、提出用とは別に保存用を用意して記入・保管することができます。提出用と保存用がセットになったオリジナル婚姻届を利用すれば、特別な記念として形に残せるのが魅力です。
さらに、自治体独自のデザインを採用したオリジナル婚姻届もあり、個性や地域の特色を反映させた思い出づくりができます。たとえば、東京都では提出用と保存用を同時にダウンロードできる婚姻届を用意しています。
東京に暮らすさまざまな夫婦が、東京の街並みの中を歩いている様子をデザインしたオリジナルの婚姻届です。提出後は、保管用を記念として手元に残せます。
このような地域のオリジナル婚姻届を活用すれば、結婚という人生の節目をより特別な形で残し、あとから振り返っていつでも喜びや感動を思い出せる記念品になるでしょう。
複写式のデザイン婚姻届を活用する
近年は、複写式の婚姻届を活用する方法も人気です。婚姻届は法律で定められた必要事項さえ守っていれば、用紙の色やデザインは自由に選べるため、個性を反映させたオリジナルデザインでも問題はありません。
複写式で作られたさまざまなデザインの婚姻届が販売されており、提出用と同じ筆跡をそのまま保存用として残せます。提出後も原本の雰囲気や記入した文字をそのまま手元に残せ、結婚の記念として特別感のある形で保存できるのが魅力です。
さらに、デザインや紙質にこだわることで、額装やアルバムづくりも容易になり、より思い出深い記念品として楽しめるでしょう。
婚姻届受理証明書を発行してもらう
婚姻届が役所で正式に受理されたことを公的に証明する「婚姻届受理証明書」を取得し、手元に残す方法もあります。
婚姻届受理証明書とは、2人が法的に夫婦であることを証明する公文書です。通常、夫婦関係を証明する公的書類としては「戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)」がありますが、新しい戸籍が作成されるまでには数日から1週間程度かかります。
戸籍謄本ができあがるまでの間に、代わりに使用できるのが、婚姻届受理証明書です。取得しておくと記念になるだけでなく、法的な証明としても使えます。
たとえば、住民票の名義変更や会社への届け出、海外挙式などで2人が夫婦であることを証明するときなど、戸籍謄本がまだできあがる前に必要なときに役立ちます。
一般的な婚姻届受理証明書は必要事項のみが記載された用紙ですが、上質紙を使った「賞状タイプ」や、自治体ごとのデザインを採用したオリジナル証明書もあり、記念として発行を依頼するカップルも増えているのだとか。賞状タイプは、額に入れて飾っておくのにもぴったりです。
婚姻届の作成から提出までを写真に残すアイデアもあり

婚姻届だけでなく、作成から提出までの一連の流れを写真に残す方法もおすすめです。
次のような方法です。
- 婚姻届とともに「夫婦の始まり」を残す
- 提出後のメモリアルフォトを撮影する
それぞれのアイデアを詳しくみていきましょう。
婚姻届とともに「夫婦の始まり」を残す
婚姻届の作成から提出までの様子を写真に残すことで、婚姻届とともに「夫婦になる瞬間」を形として記録できます。
2人で記入する様子や、証人に署名してもらう場面、役所へ持参して提出する瞬間などを撮影すれば、夫婦としてスタートするリアルな瞬間を記録できます。提出前の準備やちょっとした演出を加えることで、単なる書類の写真ではなく、2人の思い出を形として残す特別な記念写真になるでしょう。
提出から受理までの数分間は、夫婦としてのスタートを実感できる大切な時間です。この瞬間を写真で残すことで、あとから振り返って結婚の喜びや感動を思い出せる特別な思い出になります。記念品としてアルバムにまとめるなど、形に残す工夫もおすすめです。
婚姻届の写真をおしゃれに撮影するポイント
婚姻届の写真をおしゃれに撮影するには、書類だけを撮るのではなく、周囲の小物や演出を上手に取り入れることがポイントです。
たとえば、結婚指輪や花、ペン、リボンなどを一緒に配置すると、華やかで特別感のある写真に仕上がります。また、背景や光の当たり方にも注意し、自然光の差し込む明るい場所で撮影すると柔らかく温かみのある印象になります。
さらに、婚姻届の文字やデザインが見やすい角度で撮影したり、手元を写す演出を加えたりすることで、より臨場感のある一枚に。こうしたひと工夫で、婚姻届の写真も単なる書類ではなく、結婚の大切な思い出として心に残る素敵な写真になるでしょう。
記念撮影ができる役所もあり
一部の役所では、特別な婚姻届の販売や、婚姻届の提出時に記念撮影ができるメモリアルボード・フォトブースを設置しているところもあります。
たとえば、東京都立川市では、プレミアム婚姻届を販売しています。プラチナ箔が輝くかわいいデザインで、表紙には思い出の写真を貼り、アルバムや写真立て、ウェルカムボードとして利用することも可能です。
さらに、市役所本庁舎1階にはプレミアム婚姻届の世界観を演出した「記念写真撮影コーナー」を設置し、華を添える「オリジナルお祝いボード」や「オリジナルお祝いスタンプ」を用意しています。
また、埼玉県さいたま市中央区では、区役所に婚姻届提出記念写真サービスを提供しています。記念撮影用ホワイトボードになんでも自由に記載し、オリジナル背景パネルの前で撮影するサービスです。
こうしたサービスを活用すると、夫婦としてのスタートを特別な形で残すことができ、提出の瞬間を写真や動画で記録できるでしょう。周囲の装飾やボードを背景に撮影すれば、思い出としてより華やかで印象的な記念写真を作れますね。
提出後のメモリアルフォトを撮影する
婚姻届を提出したあとは、家族や親しい人と一緒に記念撮影をしたり、新居で改めてお祝いするシーンを写真に残したりするのもおすすめです。
提出の瞬間だけでなく、その後の自然な笑顔や温かい時間を記録することで、結婚の喜びをより豊かに残せます。こうした日常のひとコマも写真におさめれば、あとから振り返ったときに特別な思い出としていつまでも大切にできるでしょう。
婚姻届の提出で押さえておきたいポイント

夫婦としての大切な第一歩である婚姻届の提出をスムーズに行うために、準備や提出時のポイントを押さえておきましょう。
ここでは、提出日に準備するものや提出先、時間帯について解説します。
提出日に準備するもの
婚姻届の提出日には、以下のものを用意します。
- 婚姻届用紙
- 2人の本人確認書類
- 2人の戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)写し
- 2人の印鑑
- 18歳以上の証人2名の署名と捺印
婚姻届の提出には届出用紙と印鑑、本人確認書類が必要です。加えて、2人の結婚の意思を証明するために証人2名の署名が求められます。証人は18歳以上であれば誰でもなれますが、両家の親に依頼するケースが一般的です。
提出先や時間帯
婚姻届は、日本全国どこの役所でも提出できます。結婚式を挙げた場所や思い出の地を選ぶこともできますが、今後の手続きを考えると新居の住所地や本籍地の役所が便利でしょう。
また、時間外窓口がある役所なら、夜間や土日祝日でも提出できます。提出日がそのまま戸籍上の婚姻日になるため、希望する記念日を婚姻日にすることも可能です。
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婚姻届を作成するときの注意点

婚姻届を作成・提出するときは、記入ミスや記載漏れ、形式の不備に注意が必要です。当日受理されず、記念日の提出ができなくなるかもしれません。
ここでは、婚姻届を作成するときに注意したいポイントを解説します。
記入ミスや記載漏れに注意
婚姻届を提出する際は、記入ミスや記載漏れがないよう、細心の注意が必要です。誤字脱字はもちろん、略字や旧字体の省略は認められないため、戸籍上の正式な氏名や住所を正確に記入しましょう。
また、フリガナ欄の記入漏れもよくあるため、提出前に必ず確認を。記入には黒のボールペンを使用し、消せるタイプのペンは無効となるため避けてください。
さらに、結婚の意思を証明するための証人欄も忘れずに記入してもらうことが大切です。不備があると受理が遅れる場合があるため、提出前にもう一度全体を見直しましょう。
不備により受理されない場合
婚姻届は、形式に不備がある場合は受理されません。たとえば、次のような場合です。
- A3判横以外の用紙サイズを使用している
- 記入欄に装飾やデザインが入っている
- 項目の順番・文字の種類・サイズなどを変更して作成している
また、休日や夜間に提出した際に記入内容に誤りがあると、その場で修正できず、翌開庁日に不受理の連絡を受けることもあります。
婚姻日は「受理日」として記録されるため、希望する日にちにこだわりたい場合は、事前に平日窓口で内容を確認してもらうと安心です。
婚姻届提出の思い出を手元に残そう

婚姻届を記念に残したいときは、コピーやスキャン、保存用の婚姻届を用意しておくなどの工夫がおすすめです。また、提出時の様子を写真におさめたり、指輪や花などを添えておしゃれに演出したりすることで、夫婦としてのスタートをより特別な思い出として残せます。
夫婦として歩み出す瞬間を形として残すことで、あとから見返したときにも特別な思い出としてよみがえるでしょう。
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