「プロポーズなし」での結婚はアリ?事例やすべき理由を詳しく解説
「プロポーズって本当に必要?」
「プロポーズなしでも結婚できるかな?」
「プロポーズを省略した人の理由やメリットを知りたい!」
プロポーズは、結婚における大切な儀式のひとつです。しかし、昨今はプロポーズなしで結婚するカップルも増えており、必要性に疑問を感じる人もいるのではないでしょうか。
実際に、約2割のカップルがプロポーズなしで結婚しているとの調査結果もあります。しかし、プロポーズは結婚に踏み切るためのケジメでもあるため必要と感じている人が多く、省略しない方がおすすめです。
本記事では、プロポーズなしで結婚に至ったケースの実例や、プロポーズをおすすめする理由を解説します。結婚後に後悔しないためにも、プロポーズをするかどうかで迷っている人はぜひ参考にしてください。
また、結婚準備の第一歩を踏み出すカップルには「はじめての結婚準備サイト」のような情報源を使った情報収集がおすすめです。結婚までに必要な知識をまとめてチェックできるので、ぜひ参考にしてください。
「プロポーズなし」で結婚したカップルは2割

2023年にアニヴェルセル株式会社がおこなった調査では、約8割がプロポーズを経験しており、残り約2割のカップルがプロポーズなしで結婚しています。
現代は婚約や結婚への価値観が多様化し、必ずしもプロポーズを必要としないという考え方も生まれてきています。しかしながら、プロポーズの必要性を感じている人が男女ともに多く、ほとんどのカップルがプロポーズを経て結婚へと進んでいるのも事実です。
プロポーズなしで結婚した人は、同棲生活が長いなど自然な流れで結婚に至るケースが多いようです。
しかし、2022年におこなわれた「ブライダルリング専門店「アイプリモ」調べ」では、プロポーズをしなかった人の約6割が「すべきだった」「してほしかった」と回答しているため、プロポーズの省略は慎重に検討すべきだと言えるでしょう。
「プロポーズなし」で結婚まで進む一般的な流れを3つのケース別に解説

プロポーズがない場合、どのような経緯で結婚に至るのか、具体的な流れを見ていきましょう。
ケース1:自然な流れでの合意
同棲中や長く付き合う中で、将来の話をするうちに結婚の意思が固まり、自然な流れで結婚への同意が得られた事例です。
「そろそろ結婚する?」といった会話や、漠然とした将来設計の延長線上で結婚が決まり、プロポーズの機会がないまま結婚までトントン拍子に話が進むケースです。
形式的なプロポーズがなくても、結婚に対する意識が一致することで自然に話がまとまることが多いようです。
友人や同僚など、周囲の人の結婚話をきっかけに具体的な話が進んでいくこともあります。自然な流れで話が進んでいったため、プロポーズの必要性をことさら感じなかったのかもしれません。
ケース2:イベントやライフステージの変化
転勤や妊娠、住宅購入などをきっかけに結婚が現実的になり、課題解決のために結婚を決断することもあります。
例えば、妊娠が発覚して結婚の話が具体的に決まる、パートナーの転勤に合わせて結婚・引越しを決意することが多いようです。
ライフステージや環境の変化をきっかけに、なんとなく考えていた結婚が解決策として具体的になることは少なくありません。
転勤や妊娠は結論を出すべき時期が決まっているため、結婚を決断しやすいと言えます。
転勤などをきっかけにお互いの大切さを再認識し、自然と結婚への意識が高まることもあります。
ケース3:親への挨拶や入籍日の決定が先行
プロポーズをする前に、両親への挨拶や入籍日などが先に決まってしまったケースもあります。
家族ぐるみで長い付き合いがあったなど、改まった機会がなくても結婚への準備が円滑に進んだパターンです。両家への挨拶などが事実上の意思確認になり、プロポーズが省略されてしまうこともあります。
「いつのまにか結婚準備が進んでいた」という形が多く、プロポーズはするつもりだったのに機会を逸してしまったパターンも。当事者よりも両親など周辺の人の勢いが強く、結婚話がグイグイと進んでしまったという人もいます。
プロポーズはしたいと思っていたけれど、流れに身を任せていた結果、結局しないままで終わってしまった、という人も多いようです。
「プロポーズなし」が選ばれるのはなぜ?背景にある理由

実は「プロポーズはしたくない」「できれば省略したい」と考えている人も少なくありません。プロポーズをするのが照れくさい、恥ずかしいという男性は多く、サプライズや派手な演出が苦手という人や、経済的な理由から省略したいと考える人もいるからです。
また、結婚への意識がすでに固まっている場合、結婚準備にお金を使うためにもプロポーズを省略し、費用を節約したいという人もいます。
結婚に対する価値観は年々多様化しており「プロポーズなし」も尊重される時代になっています。しかし、プロポーズは男性がするものという考え方は根強く残っており、憧れや理想を抱く女性も少なくありません。
プロポーズなしで結婚するカップルも増えてはいますが、本当に省略してもいいかは、パートナーの意思をしっかり確認しておきましょう。相手の本心を把握しておかないと後悔する可能性もあるため、注意が必要です。
プロポーズはやっぱりするべき!5つの理由を解説

プロポーズや結婚への価値観が多様化していたとしても、プロポーズはやっぱりするべきだと言えます。理由は以下の5つです。
- 結婚に向けて心の準備や覚悟ができる
- パートナーに感謝や愛情を伝えられる
- 記憶に残る「特別な瞬間」が作れる
- 結婚への「けじめ」をつける
- 結婚後に後悔しないために
詳しく見ていきましょう。
1.結婚に向けて心の準備や覚悟ができる
プロポーズは形式だけでなく、結婚への強い意思を示す大切なステップです。しっかりと手順を踏むことで、改めて心の準備や結婚への覚悟が固まります。
2人で歩む未来を鮮明に描くきっかけにもなるため、よりスムーズに結婚準備が進められるでしょう。
プロポーズは、お互いの結婚への意識を確かなものにし、新生活に向けて歩調を合わせる契機となります。結婚という大きな決断への心の準備や覚悟を持つためにも、プロポーズは必要なのです。
2.パートナーに感謝や愛情を伝えられる
プロポーズは、相手への日頃の感謝や愛情を改めて言葉で伝えられる最高の機会です。
誠実な気持ちを伝えることで相手への深い愛情を示すことになり、2人の距離がより縮まります。
改まって言葉や形にして気持ちを伝えることで、結婚への期待やお互いの気持ちもより高まります。
プロポーズの勢いのまま結婚準備を進められるので、新生活の準備も希望にあふれ楽しいものとなるでしょう。
3.記憶に残る「特別な瞬間」が作れる
これから2人で作り上げていく結婚生活の上で、プロポーズは記憶に残る大切な思い出となります。
友人や家族などに結婚を報告する際にも「どんなプロポーズだったの?」と問われることは少なくありません。プロポーズは、何年経っても語り継がれる、心に残るエピソードになるものなのです。
結婚生活に悲しみや困難が生じたときは、プロポーズの思い出が支えになることもあります。これから長い夫婦生活を重ねていく中で「ここが2人の出発点だったね」と振り返ることができる、大切な思い出になることでしょう。
4.結婚への「けじめ」をつける
プロポーズは、結婚へのけじめをつける大切な儀式の1つでもあります。単なる恋愛の延長ではなく、お互いの気持ちを明確にし、改めて人生を共に歩む約束をするものだからです。
これまでの曖昧な関係から、夫婦という責任ある関係へと変わる大きな区切りにもなります。
相手の家族に対しても真剣な姿勢や誠実さを示す意味があるため、やはりプロポーズをしておくことは重要だと言えるでしょう。
5.結婚後に後悔しないために
プロポーズなしで結婚することは可能ですが、後々省略してしまったことを後悔する可能性は否めません。
「形式にはこだわらない」「プロポーズがなくても問題ない」と思っていても、何かのきっかけや月日が経つことで後悔することがあるからです。
特に女性はプロポーズに対して憧れを持っている人が多く、プロポーズの有無は結婚全体の満足度の向上にもつながります。
今は特に必要性を感じていなくても、将来の自分やパートナーが後悔しないために、あえてしておくのもひとつの選択肢。
特に女性側からプロポーズを要求するのは難しいことが多いため、プロポーズなしで合意を得ていた場合でも、改めて機会を持つのがおすすめです。
プロポーズなしでモヤモヤしないために!婚約後のプロポーズのタイミング3選

プロポーズは、大掛かりなものでなくても真摯な気持ちが伝われば成功と言えます。指輪や場所・演出などにこだわる必要はありませんが、たとえ婚約後であっても、できる範囲でプロポーズしておくのがおすすめです。
婚約後のプロポーズのタイミングを3つ紹介します。
記念日
交際記念日や誕生日など、記念日にプロポーズをおこなってみてはいかがでしょうか。ケーキやプレゼントと一緒に指輪を渡す、手紙を書いて渡すなど、簡単な演出でも思い出に残るプロポーズになります。
記念日なら、高級レストランやホテルの予約もしやすく自然な形で誘えるので、スムーズにプロポーズへの流れが作れます。
サプライズが苦手な人や、派手な演出を好まないパートナーにも、特別な思い出をプレゼントできるでしょう。
挙式前日や当日
挙式前日や当日も、プロポーズをするベストなタイミングです。
例えば挙式の前にプロポーズの機会を持つことでスムーズに結婚式を迎えられますし、結婚式の当日や披露宴の演出として、花嫁に内緒でサプライズプロポーズをする人もいます。
婚約指輪や結婚指輪を渡すタイミングで、プロポーズをするのもいいですね。
結婚式までに記念日や特別な日がなくても計画できるので、結婚式の準備が始まってから「やっぱりプロポーズをしておけばよかった!」と思ったときも、パートナーに自分の思いを伝えられるでしょう。
イベントの日
ホワイトデーやクリスマスなど、イベントの日にプロポーズをすると思い出をさらに特別な瞬間にできるでしょう。
夜景が見える場所などロマンチックな場所でのプロポーズは人気があります。イベントを絡めることで誘いやすくなり、特別感も生まれやすいからです。
展望台や観覧車など、ベタな場所もプロポーズにはピッタリ。ちょっと贅沢にクルージングを計画したり、テーマパークでのサプライズプロポーズもおすすめです。
思い出に残るプロポーズで結婚準備をスムーズに進めよう!

結婚への価値観が多様化し、現代ではプロポーズなしで結婚するカップルも増えていますが、プロポーズの価値を再認識している人も少なくありません。
プロポーズは2人の関係を強固にし、未来への期待や思いを高める特別な機会です。
たとえプロポーズは不要だと言われても、実はサプライズを期待している可能性も否めません。思い出に残るプロポーズをおこなえば結婚への準備もスムーズにスタートできるため、できる限りしておくとよいでしょう。
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