エンゲージリングとマリッジリングの違いは?購入のタイミングや選び方・渡し方を徹底解説
結婚を意識し始めると、「エンゲージリングとマリッジリングって何が違うの?」「どちらも本当に必要なの?」と悩む方は少なくありません。
プロポーズや結婚準備を進める中で、指輪の意味や選び方、渡し方に迷うこともあるでしょう。
エンゲージリングは婚約の証として贈るもの、マリッジリングは結婚の証として夫婦で身につけるもので、どちらも結婚に欠かせないアイテムです。
デザインや予算、購入タイミングも、結婚準備をスムーズに進めるうえで重要なポイントです。
本記事では、エンゲージリングとマリッジリングの役割や選び方のコツ、重ね付けのポイントまで、わかりやすく解説します。
この記事を読めば、お気に入りの指輪を迷わず見つけられるだけでなく、結婚準備をスムーズに始められます。ぜひ最後までお読みください。
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エンゲージリング(婚約指輪)とは

エンゲージリングの意味と役割
エンゲージリング(婚約指輪)は、婚約の証として男性から女性に贈られる指輪のことです。エンゲージメントリング、婚約指輪とも呼ばれます。
エンゲージリングは婚約記念品として贈られることも多く、結納や両家顔合わせの際に披露されることもあります。婚約指輪をしていることで決まったパートナーがいるという意思表示になるため、周囲に婚約したことを自然な形で伝えられる点が魅力です。
また、婚約指輪は結婚後も着用でき、日常使いしている人も少なくありません。結婚記念日やデート、結婚式に参列するときなど特別な日に身につけるなど、大切なアクセサリーとして活用できます。
デザインの特徴
エンゲージリングのデザインは大きく4つあり、中でも王道の「ソリティア」が人気です。それぞれのデザインの特徴は、次の通りです。
ソリティア | ・1粒のダイヤモンドをリングの中央に配置したクラッシックなデザイン ・シンプルなので飽きにくく、結婚指輪との重ね付けも可能 ・ダイヤの輝きが目立つデザインなので、品質が重要なポイントとなる |
メレ | ・中央のダイヤのまわりやリングの腕部分に、小さなダイヤを散りばめたデザイン ・ソリティアよりも華やかさや豪華さが出る ・結婚指輪やエタニティリングとの重ね付けも可能 |
パヴェ | ・リングの腕部分や中央の周辺などに小粒のタイヤを敷き詰めたデザイン ・メレよりもさらに華やかさや豪華さがアップする ・指を美しく、また細く見せる効果がある |
エタニティ | ・リングの全周または半周に同じダイヤを連続して配置したデザイン ・比較的日常使いしやすいデザインで、重ね付けも楽しめる ・華やかさや豪華さ、日常使いのしやすさなどのバランスが取れたリング |
エンゲージリングは、使い方や好み・ライフスタイルなどに合わせて選ぶと使いやすいです。シンプルなソリティアは流行りに左右されないデザインのため、長く愛用できるでしょう。
また、華やかさを求めるならメレやパヴェ、実用性を重視するならエタニティもおすすめです。
エンゲージリングを購入するタイミングと渡し方
エンゲージリングは、渡し方によって購入するタイミングが異なります。
まず、プロポーズにエンゲージリングを贈るなら、購入もプロポーズ前に済ませておく必要があります。
特別なシチュエーションでロマンチックに渡したいときやプロポーズの演出にこだわりがあるときは、少し早めに準備しておくと安心です。
2つ目は、プロポーズ後に二人で婚約指輪を選ぶパターンです。プロポーズ時には仮の「プロポーズリング」を用意しておけば、プロポーズ成功後に改めて二人で婚約指輪を見に行くことができます。
相手の希望に沿った指輪を購入できるため、満足度が高くなるのが魅力です。
さらに、結納や顔合わせの前に購入するケースもあります。婚約記念品としてのお披露目は伝統に沿った渡し方で、披露のタイミングに合わせて準備しておくと安心です。
両親や親族にも結婚への真剣な気持ちを伝えることができ、場も盛り上げられるでしょう。
予算の目安
エンゲージリングの平均的な予算は、30〜40万円程度です(某トレンド調査調べ)。
昔は「給料の3ヶ月分」などと言われていたこともありますが、最近は金額にこだわらず、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶ人が増えています。
エンゲージリングの値段はダイヤモンドの質やリングの素材、デザインなどによって大きく変わるため、予算に応じたものを比較検討するのがおすすめです。
値段や流行りにとらわれず、2人が納得できるものを見つけてみてください。
マリッジリング(結婚指輪)とは

マリッジリングの意味と役割
マリッジリング(結婚指輪)は、結婚後に夫婦が日常的につける指輪のことです。結婚式では指輪交換の際にお互いの指にはめるのが一般的で、夫婦の絆を象徴する特別なアイテムです。
また、左手の薬指に結婚指輪をつけることで、周囲に結婚していることを知らせる役割もあります。マリッジリングは結婚するカップルの9割以上が購入しており、結婚生活に欠かせないものとして重宝されています。
デザインの特徴
マリッジリングはエンゲージリングと違い毎日身につけるものなので、シンプルで引っかかりにくいものがよく選ばれています。
また、普段使いすることから素材の耐久性も重視されており、プラチナやゴールドなど傷つきにくい素材がメインで、メンテナンス性も大切なポイントです。
夫婦で同じデザインにしたり、似た指輪を選ぶケースが多く、婚約指輪との重ね付けを意識して選ばれることもあります。
リングそのものの形や光沢を楽しめるデザインで、飽きのこないものがおすすめです。
マリッジリングを購入するタイミングと選び方
マリッジリングは、結婚式の2〜3ヶ月前に購入するのが一般的です。オーダーや刻印の有無、納期などを確認しながら早めに検討すれば、結婚式当日までに余裕を持って準備できます。
選ぶ際のポイントは、素材・デザイン・付け心地の3つです。日常的に身につけることを考え、耐久性が高く肌に馴染みやすいものが適しており、傷つきにくいプラチナやゴールドが多く選ばれています。
デザインはシンプルなものが人気ですが、好みやライフスタイルに合わせると使いやすくなります。普段のコーディネートや手持ちのアクセサリーと合わせるなど、長く愛用できるものを選ぶとよいでしょう。
予算の目安
マリッジリングの予算の目安は30万円前後が一般的で、夫よりも妻の指輪のほうがやや高めになる傾向があります。
価格はブランドやデザインによって大きく変わり、オーダーの有無やオプションで刻印を入れる場合は価格が高くなることが多いため、予算の範囲内で比較検討しながら決めるのがおすすめです。
結婚指輪は日常的に使うものなので、値段だけでなく素材やデザインを優先して選ぶ人も少なくありません。既製品やセミオーダーの指輪なら比較的リーズナブルなものも多いですが、一生使うものなので高くてもフルオーダーを選択する人もいます。
予算を意識しながら、無理のない範囲で納得できる指輪を見つけてみてください。
エンゲージリングとマリッジリングの違いは?

贈る意味とシーンの違い
エンゲージリングは結婚の約束の証として男性から女性に贈られるものが多く、プロポーズや婚約のタイミングで渡されます。
一方マリッジリングは、結婚した夫婦がペアで身につける指輪で、結婚したことを象徴する存在です。結婚式当日や入籍時などにお互いに交換し、日常的に使われることがほとんどです。
デザインと実用性の違い
エンゲージリングは華やかで目を引くデザインが多く、中央にダイヤモンドをあしらったソリティアが定番です。ダイヤモンドの輝きや見た目の美しさが重視されることが多く、特別感のあるリングです。
対してマリッジリングは普段使いできるシンプルなデザインが中心で、プラチナやゴールドなどのストレートリングが人気です。耐久性や付け心地が重視され、日常的につけやすいものが多く選ばれています。
着用する期間やシチュエーションの違い
エンゲージリングは婚約中に着用することが多く、デザインからも普段使いより特別な日向けのリングです。結婚後は記念日やデートなど特別な日に身につけたり、マリッジリングとの重ね付けをしたりして楽しむことが多いでしょう。
一方、マリッジリングは結婚後、日常的に着用することを前提に作られている指輪です。耐久性や付け心地がより重視される傾向にあり、違和感なく楽しめるものがよく選ばれています。
エンゲージリングとマリッジリングは重ね付けできる?

エンゲージリングとマリッジリングを重ね付けして楽しむ人も増えています。メリットや選び方のコツを見ていきましょう。
重ねづけのメリット
エンゲージリングとマリッジリングを重ね付けすることで、華やかさと存在感を同時に楽しめます。特に、結婚式や結婚記念日など特別な日や、オシャレを楽しみたい時にピッタリです。
あらかじめ重ね付けを意識し、デザインや素材に統一感を持たせておくことで、重ねづけしたときに一体感がうまれ、より洗練されたイメージに仕上がります。
特別な日や気分を変えたいときなどに、指輪を重ね付けするだけで印象を変えられるのも魅力です。
重ね付けを意識した選び方のコツ
重ね付けを意識した選び方のポイントは、大きく3つあります。
リングの幅 | ・重ね付けしたときにリング同士がぶつからないように、幅のバランスを意識する ・エンゲージリングに合わせて、マリッジリングを細めでシンプルにすると合わせやすくなる |
デザイン | ・素材を合わせると統一感が出やすい ・重ね付けしたときの見え方を考えて、雰囲気や形状を合わせるとオシャレに見える |
高さ | ・重ね付けしたときの高さを実際に試着してみてチェックする ・ぐらついたり引っかかったりしない組み合わせがおすすめ |
重ね付けを意識するなら、実際に試着してから選ぶことが大切です。長時間着用しても違和感がないか、指が自由に動かせるか、ひっかかりやぐらつきがないかなどを確認しておくと気持ちよく使えるでしょう。
エンゲージリングは本当に必要?

エンゲージリングは日常使いすることが少ないため、その必要性を疑問に感じる人も少なくありません。
エンゲージリングを購入したカップルは約6割
ゼクシィ結婚トレンド調査によると、プロポーズの際にエンゲージリングを受け取った人は約6割。中にはプロポーズ自体をおこなわなかったカップルや、エンゲージリング以外の品物を贈ったという人もいます。
マリッジリングを重要視し、婚約指輪を購入しない選択をするケースも増えてきました。
婚約指輪を購入する・しないの判断は、予算やカップルの価値観によって異なります。毎日使うものだからこそ、マリッジリングは質やデザインなどにこだわり、納得できるものを選びたいと思うのも不思議ではありません。
後悔しないためにも、2人でじっくり話し合って決めるとよいでしょう。
エンゲージリングが必要ないと感じた場合の選択肢
普段から指輪を使わない人や、仕事やアレルギーなどの事情で着用できない場合は、婚約記念品として別のものを贈ることも珍しくありません。
ブレスレットやペアネックレス、腕時計やピアスなどのアクセサリーなどがよく選ばれています。
また、指輪という形にこだわらず、気持ちを大事にするというカップルも増えています。手紙やアルバム、旅行など思い出に残るものをエンゲージリングの代わりにする場合も。
婚約や結婚の形も多様化しており、2人らしいスタイルを自由に選べる時代になっています。
エンゲージリング・マリッジリングでよくある質問

Q1.エンゲージリングは普段使いできる?
デザインによっては普段使いも可能です。婚約期間中にずっと着用する人もいます。
なお、ソリティアタイプは引っかかりやすいので、日常使いには不向きです。エンゲージリングを普段使いしたい場合は、エタニティなど高さがないデザインや、ひっかからないものを選ぶのがおすすめです。
Q2.マリッジリングはペアでなくても大丈夫?
マリッジリングは必ずしも、同じデザインのペアリングを選ぶ必要はありません。ペアで揃える人もいれば、夫婦で別々のデザインを選ぶカップルもいます。
指の大きさや好み、生活スタイルなどに合わせて、それぞれ好きな指輪を選ぶ人も増えているのです。
形状や素材だけをそろえてデザインは別々にする、内側の刻印は同じものを入れてペア感を持たせるなど、工夫すればお互い納得のいくリングを身につけられるでしょう。
Q3.予算が限られている場合はどうすればいい?
エンゲージリングやマリッジリングは、ブランドや素材・デザインによって値段が大きく変わります。予算が限られているなら、例えば以下のような選び方をしてみてはいかがでしょうか。
- プラチナよりも比較的手頃なホワイトゴールドやシルバーを選ぶ
- 装飾を抑えたシンプルなデザインにする
- フルオーダーではなくセミオーダーを活用する
- 既製品の中から理想に近いものを選ぶ
中には、フルオーダーでよりシンプルに仕上げることで、既製品よりも安く仕上げられることもあるため、お店でじっくり相談してみてください。
エンゲージリングとマリッジリングの違いを知って最高の指輪を贈ろう

エンゲージリングとマリッジリングは役割や着用シーンが異なるため、購入する前に違いをよく理解しておくことが大切です。
エンゲージリングは婚約の特別な瞬間を彩るアイテムで、特別な日に身につける人が多くなっています。一方マリッジリングは日常使いすることが前提のため、シンプルなデザインで耐久性のある素材が人気です。
必ずしも夫婦でペアにする必要はなく、別々のデザインを選ぶカップルも少なくありません。刻印や素材を工夫すれば、2人の絆を感じられる指輪になるでしょう。
購入する際はライフスタイルや着用シーンをよく考えた上で、予算や素材・デザインなどから納得できるものをじっくり選びましょう。
長く使うものなので、アフターサービスの有無もしっかり確認し2人の希望にあったものを選んでみてください。
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プロのプランナーに予算相談もできるため、結婚式のイメージがしっかり持てるようになります。理想の指輪選びを、結婚準備フェスタでスムーズに始めましょう。
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