結婚式の日取りは大安、開運日?お日柄以外の決め方も解説
「結婚式の日取りの決め方がわからない…」
「日取り決めでお日柄以外に重視すべきポイントは?」
「自分たちやゲストの思い出に残る結婚式の日取りを選びたい!」
結婚式の日取りを決める際、お日柄をどの程度重視すればよいか悩む方は多いです。自分たちの希望だけでなく、親族の意向やゲストの都合にも配慮して結婚式の日取りを決めることが大切。
今回の記事では、結婚式の日取りを決める方法について以下の内容を解説します。
- 大安、友引などの「六曜」とは
- 六曜以外の開運日
- 結婚式には不向きな日取り
- お日柄以外で考慮するポイント
- 日取り決めの注意点
思い出に残る結婚式にするための日取りを選ぶコツを紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
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結婚式の日取り決めで意識したい「六曜」とは

「六曜」とは、その日の吉凶を占う指標です。大安や仏滅などの6種類が一定の順序でくり返される暦であり「六輝」や「お日柄」とも呼ばれています。
特に冠婚葬祭や引越しなど、重要なイベントの日取りを決める際に参考にされることが多い暦の一種です。
六曜は結婚式の費用や予約の取りやすさにも影響するため、それぞれの特徴をふまえて日取りを選ぶことが大切です。
1. 吉凶を一覧表でチェック
以下の表では、六曜のそれぞれの意味をまとめています。午前・午後で吉凶が異なる場合があるため、結婚式を挙げる時間帯も考慮するのがおすすめ。
六曜 | 吉凶 | 内容 |
大安 | 午前:吉 午後:吉 | 「大いに安し」という意味。 すべてがスムーズに進む日とされ、お祝い事に最適。 結婚式の日取りとして最も人気な六曜であり、費用は高めに設定されていることがある。 |
友引 | 午前:吉 午後:吉 ※11〜13時:凶 | 「友を引き寄せる」という意味。 結婚式の日取りとしては、大安の次に人気がある。 |
先勝 | 午前:吉 午後:凶 | 「先んずれば勝つ」という意味。 物事を急いで行うことがよいとされている。 結婚式は午前中にスタートすると吉。 |
先負 | 午前:凶 午後:吉 | 「先んずれば負ける」という意味。 焦らず静かに過ごすことを推奨している。 結婚式は午後にスタートすると吉。 |
赤口 | 午前:凶 午後:凶 ※11〜13時:吉 | 「赤い口の鬼が災いをもたらす」という意味。 火や刃物に注意する日とされている。 午の刻は鬼が休むため、結婚式は11〜13時に限って行うと吉。 |
仏滅 | 午前:凶 午後:凶 | 「物事が滅びる日」という意味。 一日を通して凶。 一般的に結婚式には適していないとされる。 |
大安や友引は縁起がよく、結婚式の日取りとして人気です。仏滅や赤口は比較的予約が取りやすいため、縁起の良し悪しを重視しない方は検討してみてください。
2. 仏滅が持つ前向きな意味
一般的に仏滅は凶日であり、結婚式の日取りとしては適さないと考えられています。しかし「物事が一度滅び、再生する」という意味から「悪縁を断ち切り新たにスタートする日」と捉える方もいます。
また、結婚式の日取りに仏滅を選ぶメリットも多いです。
- 料金が割安
- 予約が取りやすい
- 式場をすべて貸切りできる場合がある
- 結婚式が被りにくいため希望のドレスを予約しやすい
- ゲストが集まりやすい
仏滅に対してポジティブな解釈をされる方や、メリットに魅力を感じるカップルは、結婚式の日取りの候補として検討してみてください。
結婚式の日取りで人気な5つの開運日

六曜以外で縁起のよい日取りとして「開運日」が知られています。ここでは、結婚式の日取りで人気な5つの開運日について解説します。結婚式の日取り決めでお日柄を重視する方は、ぜひ参考にしてください。
1. 一粒万倍日
一粒万倍日は「一粒の籾(もみ)が万倍ものお米となって豊かに実る」という意味を持つ開運日です。この日に始めた物事は、大きな成果となり返ってくると言われています。
新しい物事を始めるのに適しているため、結婚式や入籍日の日取りとしておすすめ。一粒万倍日は月に5回前後あるため、希望の日取りと調整しやすいでしょう。
2. 天赦日
天赦日は「天がすべての罪をゆるす日」という意味を持ちます。この日に始めた物事はすべて成功すると言われており、新しいことを始めるのにぴったりな開運日です。
年に5〜7回しかない貴重な日であり、さらに一粒万倍日と重なる場合は「最強の開運日」と言われています。
3. 大明日
大明日は「太陽の光で隅々まで明るく照らされる」という意味を持ち、何事もうまくいくとされる開運日です。結婚式はもちろん、旅行や引っ越しなどの移動を伴う行動によいとされています。
特にリゾート婚や海外挙式、ハネムーンの日取りにも最適です。大明日は月に5回ほど訪れるため、結婚式の日取りと調整しやすいでしょう。
4. 天恩日
天恩日は「天の恩恵を受けられる」という意味を持つ開運日です。人生の転機に関係する行動や、お祝い事にふさわしい日とされています。天恩日は5日連続であり、月に1回は訪れるため、結婚式の日取りとして選びやすい開運日です。
5. 母倉日
母倉日は「母が我が子を育てるように、天が人を慈しむ」という意味を持つ開運日です。子育ての意味を含むことから、特に結婚式や入籍に向いているとされています。
月に4〜5回ほど訪れるため、結婚式の日取りとして調整できるかを検討してみてください。
結婚式には不向きとされる3つの日取り

ここでは、結婚式には不向きと考えられている日取りを3つ紹介します。結婚式の日取り決めで縁起の良し悪しを重視する方は、事前に確認しましょう。
1. 不成就日
不成就日には「どんな願いも成就しない」「何をしても報われない」という意味があります。新しい物事を始めるのに不向きな日のため、結婚式のようなお祝い事は避けた方がよいでしょう。
不成就日は月に3〜5日ほど訪れ、六曜の吉日や他の開運日と重なっていることも。「吉日と重なると縁起のよさを打ち消す」と言われているため、結婚式のお日柄を気にする方は避けることをおすすめします。
2. 寅の日
虎の毛並みが金色であることから、寅の日は金運を高める吉日として知られています。一方で「虎は千里を行って千里を戻る」ということわざがあり、出戻りを連想させるため、結婚式や入籍には不向きな日取りです。
ただし、旅行や宝くじなどの「戻る方がよい事柄」には適しているため、ハネムーンの日取りには向いています。寅の日は12日ごとに訪れ、月に2〜3回あるため、結婚式の日取りと重なっていないかを確認してみてください。
3. 鬼宿日
鬼宿日には「鬼が宿にいて出歩かず、何をしても邪魔されない」という意味があります。一般的には吉日ですが「嫁入りすると新郎の家の鬼と鉢合わせする」と考えられるため、結婚式には不向きです。
鬼宿日は28日周期で巡り、月に1〜2回訪れるため、希望の日取りと被っていないかを確認しましょう。
お日柄以外で結婚式の日取りを決める5つのポイント

ここでは、結婚式の日取りを決めるにあたって、お日柄以外で考慮したいポイントを5つ解説します。過ごしやすさやゲストの都合などを考慮し、思い出に残る結婚式の日取りを選びましょう。
1. 季節
結婚式の日取りが決まっていない場合、まずは季節でおおまかに選ぶことをおすすめします。結婚式の日取りとして人気な季節は、春と秋(3〜5月、9〜11月)です。気候がよく過ごしやすい季節のため、ガーデンウェディングのような屋外の演出も楽しめるでしょう。
また「春は桜」「秋は紅葉」など、季節感を取り入れた結婚式が叶います。ただし、費用は割高であり、予約が取りにくいことには注意が必要です。
一方で、真夏や真冬(7〜8月、1〜2月)は、結婚式のオフシーズンとして知られています。費用が割安であり、人気の式場や縁起のよい日取りを予約しやすいことがメリット。ただし、暑さや寒さが厳しく、台風や大雪により交通機関が乱れるリスクがあることには注意しましょう。
2. 記念日
結婚式の日取りとして、以下のような2人の記念日を選ぶカップルもいます。
- 出会った日
- 付き合った日
- プロポーズした日
- 誕生日
また、2人の趣味や共通点に関係する以下のような日を選ぶと、特別感があります。
- 登山好きなら8/11(山の日、祝日)
- 旅行好きなら5/16(旅の日)
- 数学好きなら3/14(円周率の日、永遠に続くように)
バレンタインや国民の祝日などのイベントの日取りを選べば、自分たちやゲストの思い出に残りやすいでしょう。ただし、クリスマスはゲストの日程調整が難しく、年末で忙しいケースがあるため注意が必要です。
3. 覚えやすさ
覚えやすい日付や思い入れのある数字から、結婚式の日取りを決める方法があります。以下のような日付は、夫婦に関する語呂合わせとして知られており、結婚式の日取りとして人気です。
- 11/22:いい夫婦の日
- 4/22:よい夫婦の日
- 8/10:ハートの日
- 10/8:永遠(とわ)の日
- 1/31:愛妻の日
また、以下のようなぞろ目の日取りであれば覚えやすく、2人にとって忘れられない記念日となるでしょう。
- 11/11(いい出会いの日)
- 7/7(恋の日)
- 2/2(夫婦の日)
結婚式をより思い出に残るものにしたい方は、ぜひ覚えやすい日取りを検討してみてください。
4. 新郎新婦・ゲストの都合
結婚式の日取りは、新郎新婦やゲストの都合を考慮して決めることが大切。曜日に関しては、仕事が休みで参列できるゲストの多い土曜日が最も人気であり、次いで日曜日が選ばれています。
また、新郎新婦の仕事の繁忙期は避け、業務が落ち着く時期を選びましょう。特に、仕事関係のゲストが多い場合は、繁忙期と重なっていないかチェックすることが重要です。
連休中の挙式を検討している場合は、ゲストの都合がつきやすいよう「連休初日」を選ぶのがおすすめ。大型連休はホテル代が高くなるため、遠方からのゲストが多い場合は避けた方がよいでしょう。
結婚式の日取りだけでなく、開催する時間帯も考慮することが大切です。遠方からのゲストが多いなら午後から、子連れや年配の方が多いなら夜は避けるなど、無理なく参列しやすい時間帯を選びましょう。
5. 気象データ
天気のよい日に結婚式を挙げたいと考える方は「気象特異日」に着目して日取りを選ぶ方法があります。気象特異日とは、過去のデータをもとに、特定の天気になりやすい日について統計を取ったものです。
気象特異日をチェックすることで「晴れになりやすい日」「雨が降りやすい日」などがわかります。
地域によって気象特異日は異なるため、式場のあるエリアのデータを調べてみてください。気象特異日は「天気出現率+地名」でWeb検索することで調べられます。
結婚式の日取り決めで注意すべき3つのポイント

ここでは、結婚式の日取りを決める際に注意したいポイントを3つ紹介します。安心して結婚式を挙げられるよう、事前にチェックしましょう。
1. 遅くとも3ヶ月前には日程を決める
結婚式の招待状は遅くとも3ヶ月前に出す必要があるため、それまでには日取りを決めましょう。また、縁起のいい日取りや人気の式場は、早めに予約が埋まる傾向にあります。
確実に希望の日取りや式場を選びたいなら、6ヶ月〜1年前から予約することが重要。式場が決まっている方は、希望日の予約が埋まっている可能性を加味し、複数の候補日を考えておくことをおすすめします。
2. 必ず呼びたい方の予定を確認する
結婚式に必ず呼びたいゲストの予定は、事前に確認することが大切です。予約後のキャンセルは費用が発生することが多いため、必ず日取りを確定する前に確認しましょう。
一般的には、以下のようなゲストを必ず呼びたいと考える新郎新婦が多いです。
- 家族
- 親戚
- 親友
- 恩師
式場の検討中におおまかな時期を伝えておくか、2人にとっての候補日の予定を確認しておいてください。場合によっては、ゲストの都合を優先して日取りを選ぶ必要があるでしょう。
また、家のしきたりの関係で、避けて欲しいと考えている日取りがあるケースがあります。特に、六曜への考え方はそれぞれ異なるため、家族の意向を確認して日取りを検討することが大切です。
3. 会場周辺のイベント情報をチェックする
式場の周辺に以下のような施設がある場合は、希望日のイベント状況をチェックしましょう。
- コンサート会場
- 競技場
- お祭り会場
結婚式の日取りがイベントの日程と重なると、ゲストのホテルが取れなかったり、道が混雑したりする可能性があります。日取りを決める前に、式場の周辺情報や近くにあるイベント会場のサイトを確認しましょう。
結婚式の日取りは自分たちらしさを意識して決めよう

結婚式の日取りを決めるときに、六曜や開運日から選ぶ方法が知られています。大安や友引の結婚式は縁起がよく、一粒万倍日や天赦日は新しい生活のスタートにぴったりです。
「はじめての結婚準備」では、式場探しのコツやドレスの選び方など、結婚にまつわるさまざまな情報を掲載しています。また、結婚式の雰囲気を体験することで、理想の式を叶えられるでしょう。一生の思い出に残る素敵な結婚式を挙げたい方は、ぜひ他の記事もご覧ください。
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