
ウェディングドレスの値段、相場をチェック!レンタル?購入?賢く節約
「ウェディングドレスの値段ってどのくらいが相場なの?」
「購入とレンタルって、結局どちらがお得?」
「ウェディングドレスの値段を抑えられる方法ってある?」
ウェディングドレス選びに、このようなお悩みを持つ方もいるでしょう。
結婚式で主役となる花嫁を華やかに彩るウェディングドレスは、価格帯が幅広く、どのように選ぶかで費用が大きく変わります。一生の一度のドレスを選ぶ際に、どんなドレスが自分に合うかわからない場合は、ドレスの試着体験をしてみるのもおすすめでしょう。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- ウェディングドレスの値段の相場
- ウェディングドレスの値段を抑える節約術
- ウェディングドレスを選ぶときのポイント
後悔のないドレス選びのために、ぜひ最後までお読みください。
ウェディングドレスの値段の相場はいくら?
結婚式で花嫁を華やかに彩るウェディングドレスは、価格帯が幅広く、どのドレスを選ぶかで総費用は大きく変わってきます。まずは、ウェディングドレスをオーダーメイドする場合とレンタルする場合について、それぞれの値段をご紹介します。「もっとしっかりリサーチしておけばよかった」といった後悔が残らないように、あらかじめ値段を抑えておくことが大切です。
オーダーメイドドレスを購入する場合の値段の相場
一生に一度の特別なウェディングに、世界にひとつだけの一着を選びたい方に人気があるのが、オーダーメイドドレスです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(首都圏)」によると、オーダーメイドドレスを購入した際にかかる平均の値段は54万5,000円です。
ただし、オーダーメイドドレスには、「フルオーダーメイドドレス」と「セミオーダードレス」の2つのタイプがあり価格は異なります。次に、それぞれのドレスの価格帯を詳しく見てみましょう。
フルオーダーメイドドレス
フルオーダーメイドドレスとは、デザイナーとイチから作り上げる、まさに自分のためだけのドレスです。
フルオーダーメイドドレスを購入する場合、デザインや素材により異なりますが、アトリエや工房にお願いすると35〜45万円ほどかかります。有名ブランドともなると、100万円以上する場合も珍しくありません。
ただし、イチから作り上げるため制作に時間がかかり、通常、完成までに6ヶ月以上かかります。細かい部分にまでこだわると、さらに時間がかかるためスケジューリングが重要です。フルオーダーメイドであれば、好みの素材やデザインで作ることができ、さらに体型にぴったりと合ったウェディングドレスが、一生の思い出として手元に残ります。
セミオーダーメイドドレス
セミオーダーメイドドレスとは、既製のデザインをベースに、サイズ調整や装飾をほどこして仕立てるドレスです。フルオーダーと比べるとデザインの選択は限られますが、自分好みに近いドレスを作れます。
セミオーダーメイドドレスを購入する場合、費用は20〜35万円ほどです。追加でデザインやカラーを変更して、より好みのドレスにアレンジすることもできます。
セミオーダーの場合、モデルデザインが決まっているため、フルオーダーほど時間はかかりません。通常、2〜4ヶ月ほどで完成します。
ウェディングドレスをレンタルする場合の値段の相場
ウェディングドレスは、レンタルしたほうがコストを抑えることができ、メンテナンスの手間も省けます。「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(首都圏)」によると、既製のドレスをレンタルする場合のおおよその値段は30.5万円です。
ただし、レンタルする場合でも、デザインや素材によって価格には幅が生じます。インポートドレスや有名なブランドだと、それなりに費用がかさむでしょう。
ここでは、高価格帯・平均価格帯・低価格帯にわけて、それぞれのドレスの特徴や値段を見てみましょう。
高価格帯のウェディングドレス
高価格帯のウェディングドレスの場合、40万円以上かかるのが一般的です。海外の有名ブランドのドレスも多く、繊細な刺繍や上質なレース、贅沢なシルク素材などディテールの美しいドレスが揃っています。
ドレス本体に加え、ブランド特製のベールやグローブ、シューズ、ティアラなどがセットになっている場合はより費用がかかります。しかし、全体のコーディネートを統一できるのが魅力です。
平均価格帯のウェディングドレス
平均価格帯のウェディングドレスの場合、値段は25〜30万円前後です。ドレスショップにあるドレスの大半がこちらの価格帯で、クオリティとコストパフォーマンスのバランスに優れているのが特徴です。
ナチュラル志向のAラインや王道のプリンセスラインなど、幅広いテイストのドレスが揃います。縫製や素材もしっかりしており、ウエストやバストなど細かい部分のサイズ調整が可能です。
低価格帯のウェディングドレス
低価格帯のウェディングドレスだと、値段は10万円ほどです。ドレスにこだわりがなく、価格重視の方や、前撮り・二次会用のドレスを探している方に人気があります。
すでに、何人か使用したレンタルドレスが大半ですが、専門業者によるクリーニングや補修がされており、見た目や着心地に大きな問題はなく、安心して利用できます。
ウェディングドレスは購入とレンタル、どちらがいい?
ウェディングドレスを選ぶうえで決めておくべきポイントは、「購入する」のか、それとも「レンタルする」のかという点です。費用の問題だけでなく、結婚式のスタイルや式場の雰囲気も考慮して選ぶことが大切です。ここでは、購入に向いている方とレンタルに向いている方、それぞれの特徴を詳しくお伝えします。
ウェディングドレスの購入が向いている人
ウェディングドレスの購入が向いているのは、次のような方です。
- 一生の記念としてドレスを手元に残しておきたい
- 完全オリジナルのドレスを着用したい
- 前撮り・海外挙式・二次会など複数回使用する
結婚式の思い出を形として残しておきたい場合は、ウェディングドレスの購入を検討するとよいでしょう。また、素材やデザイン、シルエットなどすべてカスタマイズして、完全オリジナルなドレスを着用したい方にも購入がおすすめです。デザイナーと相談しながら、理想のウェディングドレスを作っていく過程は、幸せな思い出として心に残ります。
購入したドレスであれば、前撮りやフォトウェディング、海外挙式、二次会など、さまざまなシーンで自由に着回せます。複数回の着用を予定している場合、レンタルよりも購入のほうがトータル費用を安く抑えられるケースが少なくありません。
ウェディングドレスのレンタルが向いている人
一方、ウェディングドレスのレンタルが向いているのは、次のような方です。
- 結婚式の費用を抑えたい
- ウェディングドレスの保管やメンテナンスの手間を避けたい
ウェディングドレスに高額な費用をかけず、食事や装飾、新婚旅行に予算を回したい方にはレンタルが向いています。低価格帯のドレスであれば10万円代から選べるものも多く、ドレスにこだわらない方であれば賢い選択といえるでしょう。
また、ウェディングドレスは想像以上に大きく重くて、保管場所に広いスペースを要します。さらに、保管する際には、防虫や防湿のケアやクリーニングも必要です。そのような保管やメンテナンスの手間を避けたい方にはレンタルがおすすめです。レンタルであれば、結婚式が終わったら返却するだけですみます。
ウェディングドレスの値段を抑える節約術とは?
「できるだけコストを抑えて、理想のウェディングドレスで結婚式を迎えたい」というのは、多くの花嫁に共通する願いです。予算が限られていても、工夫次第で、見た目の華やかさや満足度を十分に確保できます。ここでは、ぜひ取り入れたい節約術をご紹介します。
小物類にかかる予算で調節する
ウェディングドレス本体に予算をかけたい場合は、小物類の費用を抑える工夫を考えてみるとよいでしょう。レンタルの場合、ドレスと小物類はセットになっているケースが多いですが、小物類を自分で用意することで費用を抑えられる場合があります。
ベールやイヤリング、グローブなどを自分で購入すれば、好みのものを安く揃えられます。フリマアプリで探したり、既婚の友人や姉妹から借りたりすれば、より費用を抑えられるでしょう。
結婚式場のパックプランの中から選ぶ
ウェディングドレスに強いこだわりがないなら、結婚式場のパックプランのなかから選ぶというのもひとつの手です。プラン選びで迷っている方は、結婚式の雰囲気を体験することで、より具体的なイメージを掴めるでしょう。
また、あえてシンプルなドレスを選び、パールやクリスタルをあしらったネックレスや繊細なレースのグローブ、ロングトレーンのベールなどを用いるのもよいでしょう。贅沢な装飾をほどこした小物類があると、印象は格段に変わります。
ほかの衣装もまとめて依頼する
ウェディングドレスだけでなく、カラードレスやタキシード、列席者用の衣装などをまとめて契約することで、大幅な割引が受けられる場合があります。「2着目半額」や「家族割」、「早期成約特典」などを賢く活用しましょう。
ウェディングドレスを選ぶときの大切なポイントとは?
ウェディングドレス選びは、結婚式の準備のなかでも特別な時間です。ただきれいなドレスというだけでなく、予算内で自分に合ったドレスを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。ここでは、数多くのウェディングドレスのなかから、ぴったりなドレスを選ぶためのポイントをお伝えします。
あらかじめ予算を伝える
ウェディングドレスを選ぶ場合、あらかじめ予算を明確に伝えることが重要です。ショップ側も、限られた時間のなかで、依頼者にとって最適な提案をしたいと考えています。「予算は未定」としてしまうと、無駄に高額なドレスばかりを提案されかねません。
ドレスの予算を伝える場合、たとえば「15〜20万円内に抑えたい」と具体的な金額の幅を提示しましょう。また、この金額はドレス本体のみなのか、それとも小物類を含んだものなのかをはっきりさせることも必要です。
遠慮して予算を伝えずに話を進めてしまうと、話を最初からやり直すことになりかねません。時間や手間を無駄にしないためにも、ショップ側にはあらかじめ予算をしっかりと伝えましょう。
希望のウェディングドレスのイメージを伝える
理想のウェディングドレスのイメージを、わかりやすく伝えることも大切です。「かわいい系がいい」や「スッキリとしたドレスが好み」など、抽象的な言葉だけでは、理想のウェディングドレスにたどり着くまでに時間がかかります。
そのため、具体的なビジュアル資料をもとに、理想のウェディングドレスのイメージをショップ側に伝えることが先決です。自分に似合うドレスを知ることで、より効率的にドレス選びを進められるでしょう。
昨今は、インターネット上で多くのウェディングドレスを簡単にチェックできます。どのようなシルエットが好みなのか、好きなディテールはどのようなものなのかを、スクショや雑誌の切り抜きで見せることが効率的に話を進めるコツです。
また、ドレスのカラーについて迷っている方は、似合う色を見つけることで、より自分らしいドレス選びができるはずです。
ドレスコーディネーターは、数多くのドレスを扱っているプロフェッショナルです。これらの情報があれば、理想に近いドレスを効率よく紹介してもらえるでしょう。
小物類にかかるレンタルの値段を把握する
ウェディングドレスを選ぶ場合は、小物類にかかるレンタル料も把握しておかなければなりません。小物類にかかるレンタル料が別であれば、トータルコストに大きく影響が出ることもあるため注意が必要です。
アクセサリーやシューズ、ベールなどのレンタルは、それぞれ万単位でお金がかかることも珍しくありません。ドレスのレンタル費用に小物類が含まれていれば、その分節約できたり、ドレス本体をグレードアップしたりすることも可能でしょう。
ウェディングドレスを選ぶ場合は、細々としたサービスやレンタル料まできちんと計算に入れたトータルでの予算管理が重要です。
早めにウェディングドレスを探し始める
ウェディングドレスを選ぶ際は、早めに探し始めることが大切です。ドレス選びは、想像以上に時間がかかります。とくに、ショップ選びから吟味したい方は、早めに情報収集に取りかかりましょう。
ドレス選びの理想的なスケジュールは、次のとおりです。
- 挙式の1年前:情報収集を始める
- 挙式の6〜3ヶ月前:試着予約・体験
- 挙式の1ヶ月前:最終フィッティング・サイズ調整
- 挙式当日:ドレス受取
まずは、ブライダルフェアや結婚式場の見学を通じて、理想のドレスのイメージを掴むことから始めましょう。いくつかの会場をまわり実際に衣装を試着してみると、好みや似合うシルエット、また金額の相場を把握できるようになります。
3ヶ月前までにはウェディングドレスを決めて、ブーケや小物類まで予約しましょう。最終フィッティングの際には、もう一度、ドレスのサイズをチェックします。ウェディングエステやダイエットの結果、試着時とシルエットが変わっている可能性もあるため、サイズ調整は重要です。
なお、ドレスの試着には意見をしっかりと述べてくれる親や知人、姉妹に付き添ってもらうのがおすすめです。客観的な意見を取り入れながら、自分の理想のドレスを見つけましょう。
ウェディングドレス持ち込みの値段を確認する
提携ドレスショップ以外のドレスを持ち込む場合は、持ち込み料が発生する場合があります。ほかの割引の特典が利用できなくなる可能性もあり、事前の確認が欠かせません。
また、場合によっては「持ち込み不可」の場合もあります。ドレスを探し始める前に、専門スタッフに相談して、持ち込みが可能なのか、万が一持ち込む場合は費用がかかるのかをしっかりと確認しておきましょう。
ウェディングドレスの値段を抑えて、満足のいく結婚式を!
ウェディングドレス選びは、一生に何度も経験するわけではありません。だからこそ、「結婚式では理想のドレスを身につけたい」と多くの女性が願います。しかし、結婚式の予算を考えると、ドレスの値段を全く考慮しないわけにはいかないのが現実です。
ウェディングドレスにお金をかけたい場合は、小物類で調節したり、ほかの衣装をまとめて依頼したりといった工夫が大切です。またドレスを選ぶときは、ドレスの予算や理想のイメージをショップ側に伝えることで、予算に合った理想のドレスを紹介してくれる可能性が高まります。
「どんなドレスが似合うかわからない…」という方は、まずは気軽にハジコンでドレスの試着体験をしてみてはいかがでしょうか。試着することで、理想のイメージがぐっと具体的になりますし、ドレスをお得に着用できるプランも充実しています。
結婚式当日に、「このドレスにしてよかった」と思えるドレスを手にするために、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
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