婚姻届は本籍地以外でも提出できる?必要書類や戸籍謄本の取得方法
「婚姻届は本籍地でしか出せないの?」「本籍地が遠方だけど、わざわざ行かないといけない?」
結婚準備を進める中で、このような疑問を持つカップルは少なくありません。
この記事では、婚姻届の提出先や必要書類、戸籍謄本の取得方法まで詳しく解説します。
婚姻届は本籍地以外でも提出できる

「婚姻届は本籍地に提出するもの」と思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。実際には、全国どこの役所でも受け付けてもらえます。
提出可能な場所は3パターン
婚姻届を提出できる場所は、以下の3つです。
- 夫または妻の本籍地
- 夫または妻の住所地(住民登録している場所)
- 夫または妻の所在地(一時的に滞在している場所)
「所在地」とは、今いる場所のことを指します。つまり、出張先や旅行先であっても、その地域の役所で婚姻届を提出することが可能です。
本籍地が遠方にある場合でも、現在お住まいの地域の役所に提出すれば問題ありません。
旅行先や思い出の地でもOK
この制度を活用すれば、ふたりにとって特別な場所で婚姻届を提出できます。
- プロポーズの思い出の地
- 初めてデートした街
- 結婚式を挙げる会場のある地域
- 新婚旅行先
「どこで婚姻届を出すか」も、ふたりの思い出づくりのひとつになります。希望の場所がある場合は、事前にその地域の役所に問い合わせておくと安心です。
2024年3月の法改正による変更点

2024年3月1日から、婚姻届の提出に関する大きな法改正がありました。これにより、必要書類が大幅に簡素化されています。
戸籍謄本の提出が不要に
従来は、本籍地以外の役所で婚姻届を提出する場合、戸籍謄本の添付が必要でした。
しかし、2024年3月の法改正により、婚姻届提出時の戸籍謄本は不要となりました。これにより、書類の取り寄せにかかる手間や費用が軽減されています。
ただし、本籍地がわからない場合は、戸籍謄本を取り寄せて確認する必要があります。
現在の必要書類一覧
法改正後、婚姻届の提出に必要なものは以下のとおりです。
必要なもの | 備考 |
婚姻届 | 成人2名の証人欄への署名が必要 |
本人確認書類 | マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど |
印鑑(任意) | 訂正が必要な場合に使用 |
未成年の方が婚姻届を提出する場合は、父母の同意書が必要です。また、住所変更を同時に行う場合は、転出証明書などの追加書類が必要になることがあります。
戸籍謄本が必要になるケースと取得方法

法改正後も、戸籍謄本が必要になる場面はあります。取得方法とあわせて確認しておきましょう。
本籍地がわからない場合の対処法
婚姻届には、現在の本籍地を記入する欄があります。本籍地がわからない場合は、以下の方法で確認できます。
- 両親に確認する
- 住民票を「本籍地記載あり」で取得する
- マイナンバーカードを使ってコンビニで確認する
本籍地は住所とは異なります。実家の住所だと思い込んでいても、実際には違う場所に設定されていることもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
戸籍謄本の4つの取得方法
戸籍謄本は、以下の方法で取得できます。
取得方法 | 所要時間 | 備考 |
窓口で直接請求 | 即日 | 全国の市区町村窓口で取得可能 |
郵送で請求 | 1週間程度 | 本籍地が遠方の場合に便利 |
コンビニ交付 | 即日 | マイナンバーカードが必要 |
代理人に依頼 | 状況による | 委任状が必要 |
コンビニは24時間営業している場合が多いですが、戸籍謄本の取り寄せは利用時間が決まっている場合が多いのでご注意ください。利用前に本籍地の自治体の対応時間を確認することをおすすめします。
郵送の場合、年末年始や大型連休は処理に時間がかかることがあるため、早めに手続きを進めましょう。
スムーズに提出するためのポイント

せっかくの記念日に婚姻届を提出するなら、スムーズに手続きを済ませたいものです。所要時間の目安と、混雑を避けるコツを紹介します。
提出にかかる時間の目安
婚姻届の提出にかかる時間は、書類に不備がなければ10〜20分程度です。ただし、以下のような場合は時間がかかることがあります。
- 記入内容に不備や漏れがある場合
- 窓口が混雑している場合
- 住所変更など他の手続きも同時に行う場合
土日祝日や夜間は「時間外受付」となる役所もあります。その場合、書類を預けるだけで済むため5〜10分程度で手続きが完了します。ただし、内容の確認は翌営業日以降となり、不備があれば後日連絡が入ります。
混雑を避けるコツと事前準備
以下の日時は窓口が混雑しやすい傾向があります。
- 大安や一粒万倍日などの縁起の良い日
- 11月22日(いい夫婦の日)や七夕などの記念日
- 月曜日や連休明けの午前中
- お昼前後や夕方
比較的空いている時間帯は、平日の午前10時〜11時頃といわれています。
スムーズな提出のために、以下の準備をしておくと安心です。
- 記入例を見ながら、ふたりで内容を確認する
- 提出予定の役所に事前に電話で相談する
- 証人への署名依頼は早めに済ませておく
- 本籍地を事前に確認しておく
不安な点がある場合は、役所に直接問い合わせることが最も確実な方法です。
まとめ
婚姻届の提出先と必要書類について、重要なポイントを振り返ります。
- 婚姻届は本籍地・住所地・所在地のいずれの役所でも提出可能
- 旅行先や思い出の場所での提出もできる
- 2024年3月の法改正で、戸籍謄本の提出は原則不要に
- 必要書類は婚姻届と本人確認書類が基本
- 本籍地がわからない場合は、戸籍謄本や住民票で確認が必要
- スムーズな提出のためには事前準備と役所への確認が大切
婚姻届の提出は、ふたりの新しい人生の第一歩となる大切な手続きです。希望の日に希望の場所で提出できるよう、余裕を持って準備を進めてください。
結婚準備全般について相談したい場合は、無料の結婚相談カウンターを活用するのもおすすめです。婚姻届の提出から結婚式の準備まで、トータルでサポートを受けられます。
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