はじめての結婚準備
結納式とは?顔合わせとの違いや選ばれる理由、当日の流れ
結婚挨拶・顔合わせ・結納

結納式とは?顔合わせとの違いや選ばれる理由、当日の流れ

2026.06.29
  • # 両親

結婚が決まり、両家への挨拶を終えた後、次に考えるのが両家顔合わせの場です。最近は顔合わせ食事会が主流ですが、「結納式」という選択肢もあります。

この記事では、結納式の基本的な意味から顔合わせとの違い、当日の流れまでをわかりやすく解説します。おふたりと両家にとってベストな選択ができるよう、ぜひ参考にしてください。


結納式の基本と歴史

まずは結納式がどのような儀式なのか、その定義と歴史的な背景を確認しましょう。言葉の意味を知ることで、なぜこの儀式が大切にされてきたのかが見えてきます。

結納式とは何か?その定義と意味

結納式とは、結納金や結納品を形式に従って交換し、両家が正式に婚約の成立を確認する伝統的な儀式です。

「結納」という言葉は「ゆいのもの」が語源とされています。これは平安時代に男性が女性の家へ持参した婚約の申し込み品を指す言葉でした。

つまり結納式は、単なる金品の授受ではありません。二つの家族が新しい姻戚関係を結ぶための、心からの挨拶と感謝を表現する場なのです。

結納式の歴史的な背景

結納の歴史は非常に古く、最も古い記録は西暦400年頃の仁徳天皇の時代にまで遡ります。皇子が妃を迎える際に贈り物をしたことが始まりとされています。

平安時代には「通い婚」が一般的で、男性が女性の家に酒と肴を持参する形でした。しかし鎌倉時代以降、「嫁入り婚」が主流になると、男性側から女性側の親へ高価な品物を贈る習慣が定着しました。

室町時代には武家の礼法として作法が整備され、江戸時代から明治時代にかけて庶民にも広まりました。現在の結納式は、こうした長い歴史の積み重ねの上に成り立っています。

結納式と顔合わせ食事会の違い

結納式と顔合わせ食事会は、どちらも両家が初めて正式に顔を合わせる場です。しかし、その性質には大きな違いがあります。

形式・費用・服装の比較

両者の違いを表で整理してみましょう。


結納式は決められた流れに沿って進行し、口上(こうじょう)と呼ばれる決まり文句を述べます。一方、顔合わせ食事会は料理を楽しみながら自由に会話する形式が一般的です。

どちらを選ぶべきか判断するポイント

どちらを選ぶかは、おふたりだけでなく両家の親の意向も大切な要素です。以下のポイントを参考に話し合ってみてください。


大切なのは、新郎新婦だけで決めるのではなく、それぞれの親にも早めに相談することです。親世代が結納を希望している場合もあるため、事前の確認が後のトラブル防止につながります。

現代で結納式が選ばれる理由

現在、結納式を実施するカップルは少数派です。それでも結納式を選ぶ方々には、明確な理由があります。

結納式を行うメリット

結納式には、顔合わせ食事会では得られない独自の価値があります。


特に「けじめをつけたい」という気持ちを大切にする方にとって、結納式は意義のある選択肢です。形式に従った儀式を経ることで、結婚への意識が高まったという声も多く聞かれます。

実施したカップルの声

実際に結納式を行ったカップルからは、ポジティブな感想が寄せられています。

「両家が遠方同士だったので、結納式という正式な場があったことで、その後の関係がスムーズになりました」という声や、「親が喜んでくれたのが一番嬉しかった」という感想も。

結納式を経験した方の多くが「やってよかった」と感じているという事実は、検討する価値があることを示しています。

結納式当日の流れと準備

結納式を行うと決めたら、当日の流れと必要な準備を把握しておきましょう。基本を知っておくことで、安心して当日を迎えられます。

当日の基本的な進行

現代では「略式結納」と呼ばれる、両家が一堂に会して行う形式が主流です。以下が基本的な流れです。

  1. 結納品の飾り付け(会場到着後)
  2. 全員着席・開会の挨拶
  3. 男性側から女性側へ結納品を渡す
  4. 男性側が口上を述べる
  5. 女性側が目録を確認し、受書を渡す
  6. 女性側からお礼の口上を述べる
  7. 婚約記念品の交換(行う場合)
  8. 祝膳・歓談

口上は暗記する必要はなく、原稿を見ながら述べても問題ありません。ホテルや料亭で行う場合は、スタッフがサポートしてくれることも多いです。

結納品と結納金の相場

結納品は地域によって「関東式」「関西式」などの違いがあります。品数も9品・7品・5品と簡略化のパターンがあり、最近は結納金のみを用意するケースも増えています。

結納金の金額に明確な決まりはありませんが、100万円前後を包むのが最も一般的です。また、最近では地域の慣習や両家の考え方に合わせ、50万円程度とするケースも増えています。全体としては100万円前後が一つの目安と言えるでしょう。

結納返しの金額も地域差があります。関東では結納金の半額を返す「半返し」が一般的ですが、関西では1割程度、または結納返しを行わない地域もあります。

どのような形式にするかは、両家で事前に話し合って決めることが大切です。

まとめ

結納式について、基本的な情報をお伝えしました。最後に要点を振り返ります。


結納式を行うかどうかに正解はありません。大切なのは、おふたりと両家が納得できる形を選ぶことです。

「もっと詳しく知りたい」「自分たちに合った方法を相談したい」という方は、ぜひ結婚準備の無料相談カウンターを活用してみてください。経験豊富なアドバイザーが、おふたりに合った選択肢を一緒に考えてくれます。

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