はじめての結婚準備
結納品とは?品目の意味や選び方、目録・受書の書き方を徹底解説
結婚挨拶・顔合わせ・結納

結納品とは?品目の意味や選び方、目録・受書の書き方を徹底解説

2026.08.04
  • # マナー
  • # 両親

結婚が決まり、両家の顔合わせや結納について調べ始めた方も多いのではないでしょうか。

「結納品って何を用意すればいいの?」「関東式と関西式の違いは?」など、初めてのことで戸惑う方も少なくありません。

この記事では、結納品の基本から品目の意味、選び方、目録・受書の書き方まで詳しく解説します。


結納品の基本知識と歴史

まずは結納品とは何か、その歴史的な背景から理解していきましょう。

結納品とは何か

結納品とは、結納の儀式で「婚約のしるし」として両家で取り交わされる品物のことです。長寿や子孫繁栄、家庭円満など、それぞれに深い意味が込められた縁起物で構成されています。

結納自体は、両家の間で正式に婚約を整える日本の伝統的な儀式です。単なる贈り物ではなく、二つの家族が結ばれることを示す大切な証となります。

現代では、結納品は結婚の準備金という位置づけで贈られることが一般的です。結婚式や新生活の準備に充てるという実用的な意味合いも持っています。

結納の歴史と現代の変化

結納の歴史は約1,400年前の仁徳天皇の時代まで遡ります。当時は公家や武家の間でのみ行われていました。

庶民の間で結納が一般的になったのは明治時代以降のことです。また、かつてはお金ではなく酒や魚、着物の生地などを贈っていました。

現代では、仲人を立てずに料亭やホテルで行う略式結納が主流となっています。正式な9品目ではなく、7品目・5品目・3品目と簡略化するケースも増えています。

結納品の品目と意味

結納品は関東式と関西式で品目や飾り方が異なります。それぞれの特徴と各品目の意味を見ていきましょう。

関東式の結納品9品目

関東式は北海道、東北、関東、新潟県、静岡県、沖縄県などで行われています。すべての結納品を1つの台の上に載せるのが特徴です。


品目

意味

目録(もくろく)

結納品の品目と数を記した納品書

長熨斗(ながのし)

干しアワビを伸ばしたもの、長寿を意味する

金包(きんぽう)

結納金のこと

勝男武士(かつおぶし)

武運を祈る縁起物

寿留女(するめ)

末永い縁を願う

子生婦(こんぶ)

子孫繁栄を祈願

友白髪(ともしらが)

共に白髪になるまでの長寿を願う

末広(すえひろ)

末が広がる繁栄を象徴

家内喜多留(やなぎだる)

酒料。親戚付き合いを願う


関西式の結納品9品目

関西式は関西地方、東海地方(静岡県以外)、北陸地方、中国四国地方、九州地方などで行われています。目録は品目数に含めず、松竹梅をかたどった水引を飾り、別々の台に載せるのが特徴です。


品目

意味

小袖料(こそでりょう)

結納金のこと

柳樽料(やなぎたるりょう)

酒料。親戚付き合いを願う

松魚(まつお)

鰹節料

熨斗(のし)

干しアワビを伸ばしたもの、長寿を意味する

高砂人形(たかさごにんぎょう)

夫婦円満の象徴

寿恵広(すえひろ)

末が広がる繁栄を象徴

寿留女(するめ)

末永い縁を願う

結美和(ゆびわ)

婚約指輪

子生婦(こんぶ)

子孫繁栄を祈願


関東式との大きな違いは、婚約指輪を結納品に含める点です。また、飾りが豪華なのも関西式の特徴となっています。

簡略化する場合の品目数

品目を減らす場合は、奇数にするのがマナーです。以下が一般的な簡略化のパターンとなります。


【関東・関西共通】:長熨斗、結納金、末広の3つです。迷った場合はこの3品を準備するとよいでしょう。

結納品の選び方と購入方法

結納品はさまざまな場所で購入できます。それぞれの特徴を理解して、ご自身に合った方法を選びましょう。

購入場所ごとのメリット・デメリット

購入場所

メリット

デメリット

百貨店・デパート

店員が結納に詳しい、体験講座や相談フェアがある、割引やポイント制度

敷居が高く感じる、セット売りが主流でアレンジしにくい

結納品専門店

専門知識が豊富、地方の結納にも詳しい、細かなリクエストに対応

アクセスが不便な場所にあることが多い

ネット通販

自宅から購入可能、多くの商品を比較できる

実物を確認できない、商品数が多すぎて選びにくい

ホテル・料亭

会場と一緒に手配できる

品揃えが少ない、割高になることがある


選ぶポイントは「品揃え」「相談のしやすさ」「金額」「手軽さ」「アフターサービス」などです。ご自身にとって何が大切か、優先順位を決めて検討しましょう。

結納金の相場

結納金の相場は100万〜150万円が一般的です。ただし、地域によって異なる場合があります。

結納金は結婚する二人の新生活や準備に充てるためのお金という位置づけです。金額は新郎の経済状況や両家の意向によって調整されます。

女性側は頂いた金額の半額程度を「結納返し」として贈るのが一般的です。ただし、結納返しの有無や金額は地域によって異なるため、両家で事前に相談しておくことをおすすめします。

目録・受書の書き方

結納品には目録と受書という書類が必要です。それぞれの役割と書き方を確認しましょう。

目録の役割と記載内容

目録とは、結納品の内容を書き記したメニュー表のようなものです。男性側が準備し、「この内容の品をお納めください」という意味を持ちます。

目録に記載する主な内容は以下の通りです。

  1. 結納品の品目名(縁起の良い当て字を使用)
  2. 品目の数量
  3. 結納の日付(「○月吉日」と記載)
  4. 贈る人の署名
  5. 受け取る相手の宛名

すべて毛筆の手書きで記入するのが正式なマナーです。品目名には「寿留女(するめ)」「子生婦(こんぶ)」などの縁起の良い当て字を使用します。

受書の役割と記載内容

受書とは、「結納品を確かに受け取りました」という受領書のようなものです。女性側が準備するのが本来の形ですが、事前に結納品の内容がわからないことも多いため、贈る側が用意する場合もあります

受書に記載する主な内容は以下の通りです。

  1. 受け取った結納品の品目名
  2. 結納の日付
  3. 受け取る人の署名
  4. 贈ってくれた相手の宛名

目録と同様に、縁起の良い当て字を使用します。手書きに自信がない方は、結納セットに含まれる既製品を利用するのもひとつの方法です。

まとめ

結納品について、重要なポイントを振り返りましょう。

  1. 結納品は婚約のしるしとして両家で取り交わされる縁起物
  2. 関東式と関西式で品目や飾り方が異なる
  3. 正式には9品目だが、7品目・5品目・3品目への簡略化も一般的
  4. 品目を減らす場合は奇数にするのがマナー
  5. 結納金の相場は100万〜150万円程度
  6. 目録は贈る側、受書は受け取る側が用意するのが基本
  7. 購入場所は百貨店、専門店、ネット通販などから選択可能

結納は両家にとって大切な儀式です。地域によって風習が異なるため、事前に両家で相談しながら準備を進めることが大切です。

わからないことや不安なことがあれば、結婚準備の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。結婚準備フェスタや無料相談カウンターでは、結納から結婚式までトータルでサポートを受けられます。

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