はじめての結婚準備
略式結納の進め方ガイド|正式との違いや費用、準備の注意点を解説
結婚挨拶・顔合わせ・結納

略式結納の進め方ガイド|正式との違いや費用、準備の注意点を解説

2026.08.04
  • # 両親

「結納をしたいけれど、正式結納は大変そう…」そんな悩みを抱えている方に選ばれているのが「略式結納」です。

略式結納は、仲人を立てずに両家が直接集まって行う現代的なスタイル。実際に結納を行ったカップルの多くが略式結納を選択しています。

この記事では、略式結納の進め方から費用、準備のポイントまで詳しく解説します。両家にとって心に残る婚約の儀式にするために、ぜひ参考にしてください。


略式結納とは?正式結納との違い

まずは略式結納の基本を押さえましょう。正式結納との違いを知ることで、ご自身に合った結納スタイルを選べるようになります。

略式結納の基本的な定義と特徴

略式結納とは、仲人を介さずに両家が一堂に会して行う婚約の儀式です。

ホテルの個室や料亭などに両家が集まり、結納品や結納金の受け渡しを行います。正式結納の本質である「婚約を確認する」という目的はそのままに、手順をシンプルにしたスタイルといえます。

現代では、結納を行うカップルのほとんどがこの略式結納を選んでいます。

正式結納との違い

略式結納と正式結納には、以下のような違いがあります。


比較項目

略式結納

正式結納

仲人

立てない

立てる

両家の対面

直接顔を合わせる

顔を合わせない

会場

ホテル・料亭など

女性側の自宅

結納品の品数

五品前後(三〜九品)

九品(七〜九品)


正式結納では、仲人が両家を何度も行き来して結納品を届けます。一方、略式結納では両家が同じ場所に集まるため、時間も費用も抑えられるのが特徴です。

略式結納が選ばれている理由

略式結納が主流になった背景には、現代の生活スタイルの変化があります。

  1. 仲人を頼める人が身近にいない
  2. 忙しい中でも儀式としてのけじめをつけたい
  3. 両家が直接顔を合わせて関係を築きたい
  4. 費用や準備の負担を軽くしたい

「カジュアルすぎず、かといって堅苦しすぎない」というバランスの良さが、多くのカップルに支持されています。

略式結納の当日の流れと進め方

実際の略式結納はどのように進むのでしょうか。当日の流れを具体的に見ていきましょう。

当日の基本的な流れ(6ステップ)

略式結納は、以下の流れで進行します。所要時間は約20〜30分程度です。

  1. 男性側が先に到着し、結納品を飾り付ける
  2. 女性側が到着し、両家が着席する
  3. 男性側の父親が開会のあいさつを述べる
  4. 男性側から女性側へ結納品を納める
  5. 女性側が受書を渡す(結納返しがある場合は同様に行う)
  6. 締めのあいさつ、記念撮影、会食へ

座席は、男性側が上座、女性側が下座に着くのが一般的です。

口上(あいさつ)の例文

結納では、決まった口上を述べる場面があります。暗記するのが理想ですが、メモを見ながらでも問題ありません。


【男性側の父親:開会のあいさつ】

「本日はお日柄もよく、おめでとうございます。このたびは〇〇様とのご縁をいただき、誠にありがとうございます。結納の品をお持ちいたしましたので、幾久しくお納めください」


【女性側の父親:受書を渡す際】

「ご丁寧なお結納の品々、確かに頂戴いたしました。幾久しくお受けいたします」

関東式と関西式の違い

結納には地域によるスタイルの違いがあります。


項目

関東式

関西式

結納品の交換

双方が用意して交換

男性側のみ用意

結納返し

結納金の半額程度

1割程度または無し

結納品の飾り方

全てを一つの台に乗せる

一つずつ台にのせる


両家の出身地が異なる場合は、事前にどちらのスタイルで行うか相談しておくことが大切です。

略式結納の費用相場と内訳

略式結納にかかる費用について、具体的な金額を確認しておきましょう。

費用の全体像

略式結納にかかる主な費用は以下の通りです。


項目

費用目安

結納金

50〜150万円

結納品

5〜20万円

結納返し(関東式の場合)

結納金の半額程度

会場・会食費

10〜15万円(6名の場合)


会食費用は、1人あたり1〜2万円程度を目安に見積もっておくと安心です。

結納金の相場と決め方

結納金は50〜150万円が相場です。

ただし、金額に決まりはありません。両家で話し合い、無理のない範囲で決めることが大切です。

最近では結納金なしで婚約記念品のみを交換するケースや、結納金の額を抑えて新生活の準備に充てるケースも増えています。

略式結納の準備で押さえるべき注意点

スムーズな略式結納のために、準備段階で確認しておきたいポイントを解説します。

事前に両家で決めておくこと

以下の項目は、必ず両家で事前に相談しておきましょう。

  1. 結納の形式(関東式・関西式)
  2. 結納品の品数と内容
  3. 結納金の額
  4. 結納返しの有無と内容
  5. 日程と会場
  6. 当日の服装

一方的に決めてしまうと、後々トラブルの原因になることがあります。特に親御様の意向は、早めに確認しておくことをおすすめします。

服装・会場選びのポイント

服装は「準礼装」以上が基本です。

  1. 女性:振袖、ワンピース、セットアップなど
  2. 男性:ダークスーツ
  3. 両親:フォーマルな装い

大切なのは、両家の服装の格を揃えることです。事前に「洋装で」「和装で」など確認し合いましょう。

会場は、結納プランのあるホテルや料亭を選ぶとスムーズです。進行のサポートを受けられる場合もあり、初めての結納でも安心して臨めます。

結納品の選び方と飾り方

略式結納では、結納品の品数を柔軟に選べます。

  1. 9品:熨斗、末広、結納金、昆布、するめ、かつお節、家内喜多留、友志良賀、目録
  2. 7品・5品:上記から縁起物を省略
  3. 3品:金子箱、熨斗、末広のみ

品数は必ず奇数にするのがマナーです。偶数は「割れる」につながるため避けられています。

飾り付けは、和室なら床の間の前、洋室ならテーブルの上に配置します。男性側が右、女性側が左に並べるのが基本です。

まとめ

略式結納について、ポイントを振り返りましょう。

  1. 略式結納は仲人を立てず、両家が直接会って行う現代的なスタイル
  2. 結納を行うカップルの8割ほどが略式結納を選択
  3. 費用は結納金50〜150万円、結納品5〜20万円、会食費5〜15万円が目安
  4. 所要時間は約20〜30分とコンパクト
  5. 事前に両家で形式・金額・服装などを相談しておくことが大切
  6. 関東式と関西式で結納返しの慣習が異なる

結納の形式に「正解」はありません。大切なのは、両家が納得し、心を込めて婚約を確認し合うことです。

結納や結婚準備について不安がある方は、ブライダルのプロに相談してみるのもひとつの方法です。結婚準備フェスタや無料相談カウンターでは、結納から結婚式までトータルでサポートを受けられます。おふたりらしい婚約の形を、ぜひ見つけてください。

ページTOPへ戻る
PREVIOUS
NEXT

RELATED CONTENTS

CATEGORY LIST

タグ検索

TAG SEARCH

CONTACT

専門スタッフが丁寧にご対応
まずはお気軽に、ご予約・ご相談ください