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結納のやり方は?準備から当日の流れ、正式・略式の違いを徹底解説
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結納のやり方は?準備から当日の流れ、正式・略式の違いを徹底解説

2026.07.24
  • # マナー
  • # 両親

「結納ってどうやるの?」「正式と略式って何が違うの?」

結婚が決まり、結納について調べ始めると、聞き慣れない言葉や複雑な手順に戸惑う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、結納の基本から準備の進め方、当日の流れまでを詳しく解説します。正式結納と略式結納の違いや地域ごとの特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


結納とは?基本を押さえよう

結納について準備を始める前に、まずはその意味や目的を理解しておきましょう。基本を知ることで、どのような形式が自分たちに合っているか判断しやすくなります。

結納の意味と目的

結納とは、両家が正式に婚約を取り交わす日本の伝統的な儀式です。男性側から女性側へ結納品や結納金を贈ることで、結婚の約束を家族全体で認識し、両家の絆を深める役割を果たします。

室町時代から続くとされるこの儀式は、「家」と「家」を結ぶものとして位置づけられてきました。個人の結婚だけでなく、両家の関係構築を重視する日本ならではの文化といえます。

結納品と結納金の基礎知識

結納で贈られる品々には、それぞれ縁起の良い意味が込められています。代表的な結納品は以下のとおりです。

結納金の相場は地域によって異なりますが、関東では100万円前後、関西では100万円〜150万円程度が一般的です。「御帯料」や「小袖料」という名称で贈られます。

現代の結納事情

近年は結納を行わないカップルが約75%と多数派になっています。「堅苦しい」「必要性を感じない」といった理由から、顔合わせ食事会で済ませるケースが増えているのです。

一方で、「結婚への自覚が高まる」「両家の絆が深まる」という理由から、あえて結納を選ぶカップルもいます。大切なのは、両家でしっかり話し合い、納得のいく形を選ぶことです。

正式結納と略式結納の違い

結納には「正式結納」と「略式結納」の2つの形式があります。それぞれの特徴を理解して、ふたりと両家に合った形式を選びましょう。

正式結納の特徴

正式結納は、仲人が両家を行き来して結納品や受書をやりとりする最も格式高い形式です。両家が直接顔を合わせることなく、すべて仲人を介して進められます。

結納品は関東式で9品目が正式とされています。仲人が男性宅で結納品を受け取り、女性宅へ届け、受書を持ち帰るという流れで行われます。

ただし、仲人の手配や対応が必要なため、現在では全体の約18%程度と少数派になっています。

略式結納の特徴

略式結納は、両家が女性宅やホテル、料亭などに集まり、その場で結納品を取り交わす形式です。現代では最も一般的なスタイルで、約76%のカップルが「仲人なしの略式結納」を選んでいます。

結納品の数も9品目から7品目、5品目と簡略化できます。両家が直接顔を合わせるため、和やかな雰囲気で進められるのも特徴です。

どちらを選ぶべき?判断のポイント

形式を選ぶ際は、以下の点を参考にしてください。


最も大切なのは、両家が納得していることです。一方的に決めるのではなく、お互いの意向を確認しながら進めましょう。

結納の準備と段取り

結納を行うと決めたら、計画的に準備を進めることが大切です。ここでは、準備の流れや必要なものを解説します。

準備の流れとスケジュール

結納の準備は、結婚式の日を目安に始めるのがおすすめです。遅くとも1ヶ月前までには済ませておきましょう。

準備の基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 両家で結納を行うかどうか話し合う
  2. 形式(正式・略式)を決める
  3. 日取り・会場を決める
  4. 結納品・結納金を準備する
  5. 当日の服装や進行を確認する

結納品・結納金の準備

男性側は結納セットと結納金を準備します。結納セットは百貨店や結納品専門店で購入できます。

セットを選ぶ際は、女性宅の間取りに合わせることがポイントです。床の間がある和室なら立派なものを、マンションなどの洋室ならコンパクトなものを選ぶとよいでしょう。

女性側は「受書」を準備します。関東式で結納返しをする場合は、結納返し用の品も必要です。

会場選びと費用負担

結納の会場は、女性宅のほか、料亭やホテルでも行えます。会場別のメリットは以下のとおりです。

費用負担は、結納当日の会場費や食事代を女性側、結納品や結納金を男性側が負担するのが一般的です。ただし、男性側は「酒肴料」として1〜3万円程度を包む慣例もあります。

結納当日の流れ

当日の流れを把握しておくと、落ち着いて臨めます。仲人なしの略式結納を例に、基本的な進行を説明します。

飾り付けから着席まで

まず、結納品の飾り付けを行います。女性宅で行う場合は、床の間や上座に結納品を飾ります。床の間がない場合は、毛氈(もうせん)を敷いて代用できます。

飾り付けは男性側が先に行い、その間女性側は別室で待機します。飾り付けが完了したら、男性側、女性側の順に入室し、着席します。

席順は、入口から遠い上座に男性側、下座に女性側が座ります。結納品に近い位置から父親、母親、本人の順に並ぶのが基本です。

結納品の受け渡し手順

着席後、男性側の父親が口上を述べて結納品を渡します。

口上の例:「本日はお日柄もよろしく、婚約の印として結納を持参いたしました。幾久しくご受納ください」

女性側は目録を確認し、受書を渡します。関東式で結納返しをする場合は、続けて女性側から結納返しの品を渡します。

締めの挨拶とお開き

受け渡しが済んだら、男性側の父親が締めの挨拶をします。

口上の例:「本日は誠にありがとうございました。幾久しくよろしくお願い申し上げます」

口上は一字一句正確でなくても構いません。「幾久しく」「末永く」などの言い回しを押さえておけば、自分の言葉で伝えても問題ありません。

地域別の結納スタイル

結納の形式や内容は地域によって大きく異なります。自分たちの地域の慣習を確認しておきましょう。

関東式と関西式の違い

関東式と関西式には、以下のような違いがあります。

関東式では「結納を取り交わす」、関西式では「結納を納める」と表現されるのも特徴的な違いです。

その他の地域の特徴

北海道は結納の実施率が全国で最も低く、約15%程度です。行う場合は関東式に準じ、7品目が一般的とされています。

九州は関西式が主流で、7〜9品目が一般的です。結納の前に清酒と真鯛を贈る風習がある地域もあります。

沖縄は関東式が主流で、9品目が一般的です。結納金は給料の2〜3ヶ月分が目安とされています。

まとめ

結納のやり方について、基本から当日の流れまで解説しました。ポイントを振り返りましょう。


結納を行うかどうか、どの形式にするかは、両家の意向を確認しながら決めることが重要です。一方的な判断は避け、お互いを思いやった話し合いを心がけてください。

結納について不安がある方は、結婚準備のプロに相談してみるのもおすすめです。専門のカウンターでは、結納の段取りから結婚式の準備まで、トータルでサポートを受けることができます。

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