結婚挨拶のお礼状の書き方|親に喜ばれる文例と出し方の基本
結婚挨拶を終えた後、相手のご両親に対してお礼状を出すべきかどうか迷っている方は多いのではないでしょうか。結婚挨拶後のお礼状は、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、今後の良好な関係を築くための第一歩となります。この記事では、結婚挨拶後のお礼状を出すべきかどうかの判断基準から、親に喜ばれる文例、そして手紙やメールでの適切な出し方まで、詳しくご紹介します。
結婚挨拶後はお礼状を出すべきか

結婚挨拶を終えた後、相手のご両親にお礼状を出すかどうかは、多くのカップルが悩むポイントです。必ずしも出さなければならないものではありませんが、お礼状を送ることで得られるメリットは大きいといえます。ここでは、お礼状を出すことの意味や判断基準について詳しく解説します。
お礼状を出すメリット
結婚挨拶後にお礼状を出すことで、相手のご両親に誠実で礼儀正しい印象を与えることができます。貴重な時間を割いて対面の機会を設けていただいたことへの感謝を形にすることで、「しっかりした人だな」という好印象につながります。
また、結婚挨拶の場では緊張してうまく話せなかったという方も少なくありません。お礼状は、当日伝えきれなかった気持ちを改めて伝える良い機会となります。手紙という形で感謝の言葉を届けることで、ご両親との信頼関係を深める効果が期待できます。
さらに、結婚後は冠婚葬祭や日常のお付き合いなど、親族としての関係が長く続きます。最初のステップでお礼状を送っておくことで、その後の関係構築がスムーズになるでしょう。
出さなくても良いケースと判断基準
お礼状は必須ではないため、状況によっては出さなくても問題ない場合があります。たとえば、相手のご両親と以前から親しい関係があり、結婚挨拶の場もカジュアルな雰囲気で行われた場合は、堅苦しいお礼状よりも電話やLINEでのお礼の方が自然な場合もあります。
判断基準として重要なのは、相手のご両親の価値観や年代を考慮することです。伝統的なマナーを重視するご家庭であれば手書きのお礼状が喜ばれる傾向にありますが、形式よりも実質的なお付き合いを重視するご家庭であれば、迅速な電話連絡の方が好まれることもあります。
誰が出すべきか
お礼状は、結婚挨拶に伺った本人が出すのが基本です。つまり、彼女側のご両親への挨拶であれば彼から、彼側のご両親への挨拶であれば彼女から送ります。これにより、相手のご両親に対して直接感謝の気持ちを伝えることができます。
ただし、状況によってはふたりの連名で送ることもあります。また、パートナーを通じてお礼を伝えてもらうという方法もありますが、できれば自分自身の言葉で感謝を伝える方が、より誠意が伝わります。
親に喜ばれるお礼状の文例と構成

お礼状を書く際には、基本的な構成を押さえた上で、自分らしい言葉を添えることが大切です。形式を守りながらも心のこもったお礼状を書くことで、相手のご両親に喜んでいただけます。ここでは、お礼状の基本構成と具体的な文例をご紹介します。
お礼状の基本構成(冒頭 本文 結び)
お礼状は、冒頭・本文・結びの3つのパートで構成するのが基本です。それぞれのパートで伝えるべき内容を整理しておくと、バランスの良いお礼状が書けます。以下は、お礼状の基本構成と各パートで書くべき内容です。
頭語と結語は必ずセットで使用します。「拝啓」で始めた場合は「敬具」で締め、「前略」で始めた場合は「草々」で締めるのがルールです。女性の場合は「かしこ」という結語を使うこともできます。
フォーマルで丁寧な文例
相手のご両親が伝統的なマナーを重視する場合や、初対面で緊張した場合には、フォーマルで丁寧な文面がおすすめです。以下で、すぐに使える文例をご紹介します。
「拝啓 ○○の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。先日はご多用の中、貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。お二人の温かいお心遣いに緊張もほぐれ、楽しいひと時を過ごすことができました。このたびは○○さんとの結婚をご了承いただき、心より感謝申し上げます。未熟な私ではございますが、○○さんと共に温かい家庭を築いてまいりたいと存じます。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 敬具」
この文例では、時候の挨拶から始まり、時間を割いていただいたことへの感謝、結婚承認へのお礼、今後の抱負、ご両親の健康を祈る言葉という流れで構成されています。
親しみを込めた短めの文例
以前から面識があり、比較的親しい関係のご両親に送る場合は、堅苦しすぎない文面も適切です。ただし、感謝の気持ちと敬意はしっかりと込めましょう。
「拝啓 先日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。これまでも○○さんのお父様、お母様には大変よくしていただいておりましたが、改めて結婚のご挨拶ができ、大変嬉しく思っております。お二人のような温かいご家庭を、○○さんと一緒に築いていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 敬具」
親しみを込めた文例でも、頭語と結語は省略せず、感謝の言葉と今後のお願いは必ず含めるようにしましょう。また、当日ご馳走になった場合は「お食事までご馳走になり、ありがとうございました」などの一文を添えると、より心遣いが伝わります。
お礼状の出し方と渡し方のマナー

お礼状の内容だけでなく、出し方にもマナーがあります。手書きの手紙で送る場合は便箋や封筒の選び方、メールやLINEで送る場合は言葉遣いに気を配る必要があります。ここでは、それぞれの方法での適切な出し方をご紹介します。
手書きの手紙での出し方と文具選び
手書きのお礼状を送る場合、便箋と封筒の選び方が重要です。基本的には白無地の便箋と封筒を選ぶのがマナーです。派手な柄やカジュアルすぎるデザインは避け、シンプルで上品なものを選びましょう。
お礼状は縦書きで書くのが正式なマナーです。横書きはカジュアルな印象を与えるため、結婚挨拶のお礼状にはふさわしくありません。筆記具は黒インクの筆ペンやボールペンを使用し、丁寧に書くことを心がけましょう。文具選びのポイントは以下のとおりです。
誤字脱字があると、相手に対して失礼な印象を与える可能性があります。書き終えたら必ず見直しをして、間違いがないか確認してから投函しましょう。
封筒の宛名や折り方と郵送の注意点
封筒の宛名は、相手のご両親のお名前を連名で書きます。「○○(姓)○○様 ○○様」のように、お父様とお母様の両方のお名前を記載するのが丁寧です。差出人の名前は裏面に書き、自分の住所と氏名を記載します。
便箋の折り方は三つ折りが基本です。便箋を下から3分の1ほど折り上げ、次に上から3分の1を折り下げます。封筒に入れる際は、相手が開封したときに便箋の書き出しが上になるように入れましょう。
お礼状は結婚挨拶から1週間以内に届くように送るのがマナーです。できれば当日中、遅くとも翌日には投函することをおすすめします。時間が経ってからのお礼状は「今さら」という印象を与えてしまう可能性があるため、早めの対応を心がけましょう。
メールやLINEで送るときの適切な出し方
最近では、メールやLINEでお礼を伝えるケースも増えています。相手のご両親がデジタルツールを日常的に使用している場合や、迅速にお礼を伝えたい場合には有効な手段です。
メールやLINEでお礼を送る場合も、敬意を示す言葉遣いは欠かせません。カジュアルになりすぎないよう、「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」「今後ともよろしくお願いいたします」など、丁寧な表現を使うことが大切です。
ただし、メールやLINEは手紙よりもカジュアルな印象を与えるため、相手のご両親の価値観によっては物足りなく感じられる可能性もあります。迷った場合は、当日中に電話やLINEで簡単なお礼を伝え、後日改めて手書きのお礼状を送るという方法も効果的です。
まとめ
結婚挨拶後のお礼状は、必須ではありませんが、相手のご両親との良好な関係を築くための大切なステップです。手書きの手紙、電話、メール、LINEなど、相手のご両親に合った方法を選び、感謝の気持ちを伝えましょう。お礼状を書く際は、頭語と結語のルールを守り、時間を割いていただいたことへの感謝、結婚承認へのお礼、今後の抱負という基本構成を押さえることがポイントです。
これから始まる結婚準備において、お礼状は最初の一歩にすぎません。しかし、この小さな心遣いが、長く続く親族関係の良い基盤となります。ぜひこの記事を参考に、素敵なお礼状を作成してください。
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