結婚の挨拶を受ける親の対応マナー|迎える側の言葉・質問・準備
お子さまから「結婚したい人がいるから会ってほしい」と言われたとき、嬉しさと同時に戸惑いを感じる方も多いのではないでしょうか。迎える側の親としてどう振る舞えばよいのか、何を準備すべきなのか、不安に感じることは自然なことです。
この記事では、結婚の挨拶を受ける親の立場から、事前準備・当日の対応・質問の仕方まで、知っておきたいマナーを詳しく解説します。
結婚の挨拶を受ける親が事前に準備すべきこと
結婚の挨拶を受ける際は、事前の準備が重要です。お子さまとの情報共有や自宅の環境を整えることで、当日の緊張を和らげることができます。
子どもから聞いておくべき情報
挨拶の当日に慌てないよう、お子さまから結婚相手についての基本情報を事前に確認しておきましょう。
以下の項目を聞いておくと、当日の会話がスムーズに進みます。
- お相手のお名前と年齢
- 出身地や現在の住まい
- 職業や勤務先
- 家族構成
- お二人の出会いのきっかけと交際期間
- お相手の性格や趣味
- 食べ物のアレルギーや苦手なもの
これらの情報があれば、当日どんな話題を振ればよいか見当がつきます。また、お茶菓子を用意する際にも、アレルギー情報は欠かせません。
当日までに整えておきたい環境
お相手をお迎えする場所は、ご自宅が一般的です。特別な飾り付けは必要ありませんが、清潔感のある空間を整えておきましょう。
準備しておきたいものは以下のとおりです。
準備項目 | ポイント |
玄関・リビングの掃除 | 第一印象を左右する場所を重点的に |
お茶・茶菓子 | 日本茶と和菓子が基本。アレルギーに配慮 |
座る場所の確認 | お相手には上座をすすめる |
服装 | カジュアルすぎない清潔感のある装い |
また、ご夫婦で事前に話し合い、お相手への基本的な姿勢を統一しておくことも大切です。父親と母親で態度が異なると、お相手に不安を与えてしまいます。
当日の対応マナーと適切な言葉遣い

いよいよ当日を迎えたら、温かくお相手をお迎えしましょう。緊張しているのはお相手も同じです。リラックスできる雰囲気づくりを心がけてください。
出迎えから見送りまでの流れ
結婚挨拶は、一般的に1〜2時間程度で行われます。基本的な流れを把握しておくと、心に余裕を持って対応できます。
- 玄関でお出迎え:「本日はお越しいただきありがとうございます。」と温かくお迎え
- 部屋へご案内:上座にお通しし、お茶をお出しする
- 自己紹介と挨拶:お相手からの挨拶を聞く
- 歓談:お互いを知るための会話を楽しむ
- お見送り:玄関先まで見送り、今後の関係を楽しみにしている旨を伝える
お相手が手土産を持参された場合は、「お気遣いいただきありがとうございます」と受け取ります。その場で開封するかどうかは、状況に応じて判断してください。
好印象を与える言葉選びのポイント
お相手からの結婚の申し出に対して、どのような言葉で応じるかはとても重要です。
お相手が緊張しながらも誠意を持って挨拶してくださったことに対し、まずは感謝の気持ちを伝えましょう。その上で、「お二人の気持ちはよくわかりました。娘(息子)をよろしくお願いいたします。」と承諾の意思を伝えるのが一般的です。
避けたい表現と、おすすめの言い換えを以下にまとめました。
避けたい表現 | おすすめの言い換え |
「娘をもらってください」 | 「娘をよろしくお願いいたします」 |
「まだ早いのでは」 | 「お二人でよく話し合われたのでしょうか」 |
「うちの子で大丈夫ですか」 | 「至らない点もあるかと思いますが」 |
謙遜しすぎる表現や、お子さまを下げるような言い方は控えましょう。
結婚相手に聞いておきたい質問

結婚挨拶の場は、お相手の人柄を知る貴重な機会です。
深掘りしたい結婚相手の情報
事前にお子さまから聞いた情報を基に、より深くお相手を知れる質問をしましょう。具体的には以下の通りです。
- 価値観や人生観:お仕事への向き合い方、休日の過ごし方から見える人柄
- お二人の関係性:普段どのように過ごされているか、お互いをどう思っているか
- 結婚への具体的な準備:いつ頃の結婚を考えているか、準備の進捗状況
- 家族との関わり方:ご実家との関係性、将来的な親との同居の考え
- 子育てへの考え方:将来的な家族計画について(自然な流れで触れる程度に)
これらの情報は、一度にすべて聞き出そうとするのではなく、会話の流れの中で自然に触れていくのがベストです。
質問する際に気をつけたいこと
質問は「お相手を知りたい」という前向きな気持ちで行いましょう。尋問のような雰囲気にならないよう、柔らかい口調を意識することが大切です。
気をつけたいポイントは以下のとおりです。
- 年収や貯金額など、お金に関する直接的な質問は避ける
- 「なぜうちの子なんですか」など、詰問調にならない
- お相手のご家族の職業や学歴を深掘りしすぎない
- 結婚を急かすような発言は控える
「お二人はどんなご家庭を築いていきたいですか」など、将来への前向きな質問を中心にすると、お相手も答えやすくなります。
困った場面での対処法

結婚挨拶は、すべてが予定どおりに進むとは限りません。想定外の状況が起きたときの心構えを持っておくと、冷静に対応できます。
想定外の状況への心構え
お相手が極度に緊張して言葉に詰まってしまったり、予想外の回答をされたりすることもあるでしょう。
そのようなときは、場の空気を和らげることを優先してください。「緊張しますよね。お茶でもいかがですか。」など、一呼吸置く言葉をかけると、お互いに落ち着きを取り戻せます。
結婚に不安を感じたときの向き合い方
お相手に会った結果、何か引っかかる点があった場合はどうすればよいでしょうか。
まず大切なのは、その場で否定的な態度を見せないことです。感情的な反応は、お子さまとの関係にも影響を及ぼしかねません。
気になる点があれば、後日お子さまと二人で話し合う時間を設けましょう。頭ごなしに反対するのではなく、「ここが少し気になったのだけど、どう思う?」と対話の姿勢で向き合うことが大切です。
不安を抱くのは親として自然な感情です。しかし最終的には、お子さま自身の判断を尊重する姿勢が本人の幸せに繋がるでしょう。
まとめ
結婚挨拶を受ける親として押さえておきたいポイントを振り返りましょう。
- 事前にお子さまからお相手の情報を聞いておく
- 自宅の環境を整え、お茶菓子を用意する
- ご夫婦で対応の姿勢を統一しておく
- 当日は温かくお迎えし、感謝の言葉から始める
- 質問は尋問調にならないよう、柔らかい口調を心がける
- 困ったときは場を和らげ、後日改めて話し合う
結婚挨拶は、新しい家族との関係が始まる第一歩です。お子さまの幸せを願いながら、お相手を温かく迎え入れてあげてください。
結婚準備について不安なことがあれば、結婚準備のプロに相談してみるのもおすすめです。結婚準備フェスタや無料相談カウンターでは、両家顔合わせから結婚式まで、トータルでサポートを受けることができます。
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