はじめての結婚準備
結婚挨拶の基本マナー|親に好印象を与える準備と当日の心得
結婚挨拶・顔合わせ・結納

結婚挨拶の基本マナー|親に好印象を与える準備と当日の心得

2026.06.03
  • # マナー

結婚が決まったら、次に待っているのがお互いの親への結婚挨拶です。「どんな服装で行けばいいの」「何を話せばいいのかわからない」「手土産は何を選べばいいの」など、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、結婚挨拶の基本的なマナーから、親に好印象を与えるための準備のポイント、当日の流れと心得まで詳しく解説します。


結婚挨拶の基本マナーと事前準備

結婚挨拶は、おふたりの結婚を正式に認めていただくための大切な儀礼です。単なる報告ではなく、これから家族になる相手の親御さんに誠意を示し、信頼関係を築く第一歩となります。

調査によると、既婚者の7〜8割が結婚前に相手の両親に直接会って挨拶をしています。電話やオンラインを含めると8〜9割が何らかの形で挨拶を行っており、現代においても結婚挨拶は重要な慣習として根付いています。しっかりと準備を整えて臨むことで、親御さんに安心感を与えることができるでしょう。

結婚挨拶の意味と訪問の順番

結婚挨拶の目的は、親御さんから結婚の許可をいただくことにあります。すでに交際中に親御さんと面識がある場合でも、改めて正式な場を設けることで、結婚に対する真剣な気持ちを伝えることができます。

訪問の順番については、現代では男性側・女性側どちらから先に訪問しても問題ありません。伝統的には女性側の実家を先に訪れるのが一般的でしたが、男女平等の意識の高まりとともに柔軟な対応が主流となっています。

日程調整と事前に確認すべきこと

結婚挨拶の日程は、親御さんの都合を最優先に考えて調整しましょう。まずはパートナーを通じて親御さんに連絡を取り、2〜3の候補日を提示するのがスムーズです。時間帯は午後2時から3時頃が最も適しており、昼食時や夕食時は避けるのがマナーとなります。

親への結婚報告から実際の挨拶までは、1ヶ月前後を目安にするとよいでしょう。あまり間が空きすぎると、親御さんが不安に感じてしまう可能性があります。事前にパートナーと情報交換をしておくことも大切で、親御さんの年齢や職業、趣味、好きな食べ物、避けた方がよい話題などを共有しておくと、当日の会話がスムーズになります。

服装と手土産の選び方

第一印象を決める服装は、清潔感と誠実さを意識して選びましょう。男性はスーツが基本で、グレーやネイビーなど落ち着いた色がおすすめです。女性は清楚な印象のワンピースが定番で、膝下丈を選ぶと座ったときも安心です。

手土産は結婚挨拶において欠かせない要素で、金額の相場は3,000円から5,000円程度で、日持ちする個包装の菓子折りが一般的です。パートナーから親御さんの好みを聞いておき、「お好きだと伺いました」と一言添えて渡すと好印象につながります。服装と手土産の基本をまとめると以下のようになります。


親に好印象を与える当日の流れと挨拶の言葉

結婚挨拶当日は、緊張するのが自然なことです。しかし、流れを把握しておくことで落ち着いて行動できます。ここでは、到着から退出までの具体的な流れと、押さえておきたいポイントを解説します。

到着から着席までのマナー

約束の時間の5分前を目安に到着するのが理想的です。早すぎる到着は相手の準備を妨げる可能性があるため、近くで時間を調整してから訪問しましょう。玄関に入る前にコートは脱いで腕にかけておきます。

玄関では「本日はお時間をいただきありがとうございます」と挨拶をして中に入ります。部屋に通されたら、出入り口に近い下座に座るのが基本です。上座を勧められた場合は「本日はご挨拶に伺いましたので」と一度お断りし、それでも勧められたらお礼を伝えて席を移動しましょう。

結婚の承諾を得る挨拶の伝え方

本題の結婚挨拶は、自己紹介と歓談を10分ほど行った後に切り出すのがベストなタイミングです。あまり早すぎると場の雰囲気が硬いままになり、遅すぎると切り出しにくくなってしまいます。

結婚の挨拶は男性から伝えます。「〇〇さんとは◯年ほどお付き合いをさせていただいております。先日、私からプロポーズをし、ご本人からも了承をいただきました。まだまだ至らないところはありますが、ふたりで協力しながら温かい家庭を築いていきたいと考えております。〇〇さんとの結婚をお許しいただけないでしょうか」といった言葉が適切です。

ここで注意したいのは、「結婚します」「結婚することに決めました」といった事後報告のような言い方は避けることです。あくまで許可を求める姿勢で臨むことが、親御さんへの敬意を示すことになります。男性の挨拶が済んだら、女性からも「私もこれからの人生をふたりで支え合いながら歩んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします」と添えるとよいでしょう。

歓談で押さえておきたい話題と避けるべき話題

歓談は親御さんとの距離を縮める大切な時間です。仕事のこと、趣味、出身地の話題、天気や季節の話などが会話のきっかけとして適しています。パートナーの幼少期のエピソードを聞くのも、場が和む話題のひとつです。

一方で、避けるべき話題もあります。政治や宗教の話、過去の恋愛話、自慢話、ギャンブルに関する話題は控えましょう。また、家族の不和や問題についても、結婚挨拶の場では触れないのが無難です。親御さんからよく聞かれる質問として以下が挙げられます。


結婚挨拶後のフォローと特別なケースへの対応

結婚挨拶は当日だけで終わりではありません。帰宅後のお礼の連絡も、親御さんとの良好な関係を築くうえで重要なステップです。また、授かり婚や再婚など特別な状況での挨拶についても、適切な対応を知っておくと安心です。

帰宅後のお礼の伝え方

帰宅後は当日中に電話やメッセージで無事に着いたことを報告し、お礼を伝えましょう。「本日はお時間をいただきありがとうございました。無事に帰宅いたしました」といった簡潔な連絡で構いません。

さらに丁寧な印象を与えたい場合は、2〜3日以内にお礼状を送ることをおすすめします。手書きのお礼状は特別な誠意を伝える手段となります。

授かり婚や再婚の場合の挨拶ポイント

授かり婚の場合は、順序が逆になったことへの謝罪と、以前から真剣に交際していたことを伝えることが大切です。「〇〇さんとは以前から結婚を視野に入れて真剣にお付き合いをしてまいりました。このたび新しい命を授かりました。順序が逆になってしまい申し訳ございません」といった言葉で誠意を示しましょう。

再婚の場合は、事前にパートナーを通じて再婚であることを伝えておくことが重要です。離婚理由については簡潔に、事実に沿って話すようにします。子連れ再婚の場合は、初回の挨拶には子どもを連れず、承諾を得た後に改めて紹介するのがよいでしょう。

遠方の場合や親が反対した場合の対処法

実家が遠方の場合は、交通費や宿泊費の負担について事前に話し合っておくことが大切です。新郎新婦が負担する、両家で折半する、実家の近くに来てもらう側が負担するなど、状況に応じて柔軟に対応しましょう。両家の中間地点やおふたりの居住地で顔合わせを行うケースもあります。

親御さんが結婚に反対された場合は、まず反対の理由をしっかりと聞くことから始めましょう。相手の健康面や経済面への不安が理由であれば、具体的な将来の計画を示して安心していただくことが重要です。すぐに理解を得られなくても、時間をかけて誠意を伝え続けましょう。特別なケースでの対応のポイントをまとめると以下のようになります。


まとめ

結婚挨拶は、おふたりの結婚をご両親に正式に認めていただくための大切な機会です。事前の準備として、訪問の順番や日程調整、服装、手土産の選び方をしっかりと押さえておくことで、当日を落ち着いて迎えることができます。

当日は、到着から着席、本題の挨拶、歓談、退出までの流れを把握し、親御さんへの敬意を忘れずに行動することが大切です。結婚挨拶後のお礼の連絡も、良好な関係を築くための重要なステップとなります。しっかりと準備をして誠実な気持ちで臨めば、きっとうまくいくでしょう。この記事を参考に、素敵な結婚挨拶を実現してください。

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